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チームタイトルを“はなむけ”に……マルケス、ロレンソ引退に花添える

2019年のMotoGPチャンピオンとなったマルク・マルケスは、最終戦でチームタイトル獲得も決めた。マルケスは、引退するロレンソと共に祝えて良かったと感じているようだ。

Marc Marquez, Repsol Honda Team, Jorge Lorenzo, Repsol Honda Team celebrate with the team

写真:: Honda Racing

 ホルヘ・ロレンソは、2019年シーズンにドゥカティからレプソル・ホンダへ移籍したが、負傷に悩まされ引退を決断。今季限りで18年間の現役生活の幕を閉じた。

 しかしロレンソが苦戦し続けたにも関わらず、ホンダはチーム、コンストラクター、ライダーの3冠を達成。チームメイトのマルク・マルケスが、ほぼ独力で3つのタイトルを勝ち取った格好だ。

「最終的に、僕らは3冠達成という目標を達することができた。ホンダが2019年の全てを勝ち取ったと言えるだろう……言うまでもなく僕の助力ではなく、完璧なシーズンを送ったマルクに感謝しないとね」と、ロレンソは語った。

 ただ、ロレンソは今季28ポイント、そしてステファン・ブラドルが16ポイントを獲得しており、チームランキング2位のドゥカティとの差が13ポイントであることを考慮すると、彼のポイント獲得も重要だったと言えるだろう。

 今季の3冠の立役者であるマルケスは、チームタイトル獲得でシーズンを締めくくることができたことを喜んだ。

「ベストな形でシーズンを終えられた。バレンシアのレースで勝つという形でね。でもとりわけ大きいのは、チームタイトルを獲ったことだよ。レプソル・ホンダの全てのクルーがそれに値する。そして、ホルヘに感謝や別れを告げる最良の方法でもある」と、マルケスは語った。

「僕も、そして皆も覚えているように、ホルヘは5度の世界チャンピオンだ。最後に僕らは一緒に“チームタイトル獲得”を祝うことができる。それも嬉しいことだ」

「こういったシーズンを引退する年に送ることは、ホルヘに相応しくない。今季の結果は彼の偉大なキャリアを反映したものでないよ」

「ポディウムでチームと一緒にお祝いをすることは、彼にとっても意味あることだったはずだ」

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