王者マルケスここにあり! “決意”の独走でライバルに健在を示す

シェア
コメント
王者マルケスここにあり! “決意”の独走でライバルに健在を示す
執筆:
2019/05/06 3:20

スペインGPで優勝を果たしたマルク・マルケスだが、この独走支配体制は前戦アメリカズGPのクラッシュで彼が自信を失っていないことをライバルに示すためだったという。

 MotoGP第4戦スペインGPで独走優勝を飾ったレプソル・ホンダのマルク・マルケス。前戦アメリカズGPでは快走を見せ、レースをリードするも転倒を喫し、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで初の敗北を喫する結果に終わっていた。

 しかしヘレスでは彼は立ち直っていたようで、ターン1からレースをリードすると、25周をコントロールし優勝を果たした。

 マルケスはレース後には、ユーズドタイヤでのペースは優れていたが、それよりも自分の正しさを証明するために、意識的にレースをコントロールしようとしていた事を明かした。

「レースに勝てて嬉しい。それから、特に嬉しいのは目的としていた方法で勝てた事だ」と、マルケスは話す。

「オースティンでの失敗の後、僕はヘレスでは同じやり方で勝ちたいと言ってきた。そして、僕らはそれを実際にやったんだ」

「(オースティンでの)クラッシュの後、『あぁ、彼の弱点だ。クラッシュだ……』などと言う人々に会った。だけど僕は気にはしていない。自信はあるし、オースティンで何が起こったのかは理解しているからね。“理解している”というのは大きな手助けになるんだ」

「そして僕の今日のやり方はただ前に出て、そして最初から最後まで先頭にいることだったんだ。それによってライバルや周囲の人に、僕は同じ“マルク”で、今までと同じ“自信”があることを示す事ができるからね。今年は良い気分だよ」

 決勝レースで、マルケスはホールショットを奪い先頭に立つが、直ぐに手を休めることはできず、ペトロナスヤマハのフランコ・モルビデリやファビオ・クアルタラロと戦う必要があった。

「ぐっと堪えていた。今回のレースでは最初のラップで良いフィーリングを感じることができなかった。だから待っていたんだ。コーナーで少しワイドになってしまったが、恐らく燃料がフルタンクだった事やトラックコンディションによるものだろう」

「だけど燃料が減り、タイヤがタレ始めた時、僕はマシンをよりスライドさせて、フリー走行のように感じられるようになり、制御しながらアタックを開始したんだ」

「ファビオ、(アレックス)リンスが来ているのは分かっていた。そして15周目にもう一度アタックをかけた。そうすることでライバルに対して“キミよりも速く走れる”と示すことができるからね」

次の記事
MotoGPスペイン決勝:マルケス独走優勝。新星クアルタラロはトラブルに泣く

前の記事

MotoGPスペイン決勝:マルケス独走優勝。新星クアルタラロはトラブルに泣く

次の記事

クアルタラロ、PPから涙のリタイア……でも“ビッグな経験”には満足?

クアルタラロ、PPから涙のリタイア……でも“ビッグな経験”には満足?
コメントを読み込む

この記事について

シリーズ MotoGP
イベント 第4戦スペインGP
サブイベント Race
ドライバー マルク マルケス 発売中
チーム Repsol Honda Team
執筆者 Valentin Khorounzhiy