マルケス、スズキから新加入のリンスとミルに”助言”「ホンダでは、クラッシュとの共存が必要」
マルク・マルケスは、スズキからホンダの陣営に加わるアレックス・リンスとジョアン・ミルについて、クラッシュを経験しながら新しいバイクに馴染まなければならないと語った。
レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、MotoGPを撤退するスズキからホンダ陣営に加わるジョアン・ミルとアレックス・リンスについて、限界を見つけるためにはクラッシュする必要があると語った。
ホンダは、ファクトリーチームのレプソル・ホンダとサテライトのLCRホンダの両チームの来季ラインアップを変更。2020年王者のミルがマルケスのチームメイトに、リンスは中上貴晶のチームメイトとなった。
ミルとリンスは共に、11月8日に行なわれたポストシーズンテストからホンダのバイクでテストを開始。ミルは73周を走り18番手。リンスは91周を走り20番手だった。中上はこのふたりの間19番手だったが、マルケスは13番手となっている。
2022年は大いに苦戦したホンダ。motorsport.comの独占インタビューに応えたマルケスは、リンスとミルがホンダで強さを発揮することを期待しているものの、大きな自信と運が必要になると考えている。
マルケスは、ミルとリンスがホンダでどのような走りをするかという質問に対して、「彼らが強くないとは、あまり考えられない」と答えた。
「優勝経験があるライダーと、ワールドチャンピオンを経験しているライダー、ふたりの素晴らしいライダーがやってくる。ライダーが原因とは言えないだろう。でも、ホンダは(スズキとは)違うバイクなんだ。現時点では、それを経験した人たちはみんな苦しんでいる」
「ホンダは、限界を見つけようとしたらクラッシュしなければならないバイクなんだ。そのためには、自信と運が必要なんだ」
「クラッシュで自信をなくさないように、そしてケガをしないように、運も必要だ」
「これは現実的なメッセージだし、僕が何かを作ったわけではない。データを見れば分かる」
マルケスは今季出場した12戦で計18回転倒。ポル・エスパルガロとアレックス・マルケスのふたりもそれぞれ21回転倒している。
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