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マルク・マルケス、負傷で長期離脱も、“レース生命の危機”を感じたことは無し

右腕骨折により昨シーズン全体を欠場したマルク・マルケスだが、彼は3度の手術を必要とする厳しい状況の中でも、“二度とレースができない”というような悲観的な考えを持つことはなかったと語った。

Marc Marquez, Repsol Honda Team

写真:: Repsol Media

 MotoGP2020年シーズンの第2戦スペインGPで、マルク・マルケスは激しく転倒し、右腕上腕骨骨折の怪我を負ってしまった。以後3度の手術が必要となり、結局2020年シーズン全体を欠場するという厳しい状態となったが、マルケスは二度とレースができないかもしれないという想像をしたことはなかったと語った。

 第2戦スペインGPで転倒した後、マルケスは手術を受けると連戦のアンダルシアGP出場を目指した。ただフリー走行には出走したが、最終的に予選以降の走行を断念している。

 その後、患部に埋め込んだ金属プレートが破損してしまったことが発覚し、2度目の手術が必要となった。そこからの回復は予想以上に遅く、患部は感染症を併発してしまう……偽関節の症状も出ていたことから、昨年12月末には3度目の手術に踏み切った。

 以来回復に努めてきたマルケスは、最近になり徐々にトレーニングも再開。2月22日に行なわれたチームローンチイベントではツナギ姿でバイクに跨る映像などが公開され、回復が順調に進んでいることをアピールした。

 マルケスは昨シーズンを振り返ると、回復が思うように進まずにいた秋口はつらい時期だったと認めた。

「ああ、もちろんメンタル面でも肉体的な面でも厳しいしタフだったよ」

 マルケスはそう語る。

「特に9月、10月は本当に厳しかった。あの期間は毎日、毎週、毎月を通じて腕の感覚は全く同じで、改善されていなかったんだからね」

「悪くなっていたわけじゃない。でも改善もしていなかったんだ。それに何かがうごめいているように感じられていて、つまりそれが僕の感覚だったんだ」

「感染症を見つけようとたくさん検査をしたけど、検査結果はいつも陰性だった」

「でも良い方向には行っていなかった。一方でドクターは『待つ必要があるんだ』と言っていた」

「僕も待っていたし、彼らの言うようにしていた。でもフィーリングは変わらなくて、その2ヵ月は本当にキツかった」

「3回目の手術の後も厳しいものだった。病院に10日間入院していて、その間のフィーリングもベストはものではなかったからね」

 ただマルケスはこうした厳しい時期でも悲観的にはならず、レース復帰を疑ったこともなかったと話した。

「でもそれからはフィーリングに合わせて一歩ずつ進み始めたし、常に楽観的であろうとしていた」

「二度とレースをしないなんてことは考えていなかった。僕は常に次のレース、次のテストはいつになるのか、それを考えていたんだ」

 なおマルケスは3月に予定されているカタールテストに参加することはないと認めている。3月中旬には腕の状態を検査する予定で、開幕戦カタールGPへの出場も否定こそしていないが、医師による評価次第だと語っている。

 

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