マルケス、得意アラゴンでの勝利チャンス認めつつも「ここなら逃げ切れると考えるのは時代遅れ」と楽観視せず
マルク・マルケスは、得意とするMotoGPアラゴンGPで勝つチャンスがあると見ているが、そのためには全てを完璧にしなくてはならないとも語った。
MotoGPアラゴンGPに向け、マルク・マルケス(グレシーニ)は優勝のチャンスがあると見ているものの、そのためには完璧な週末を過ごす必要があると語った。
舞台となるモーターランド・アラゴンは、マルケスが非常に得意としているサーキットのひとつだ。左回りのコースを大得意とするマルケスの例に漏れず、これまでに5勝を収めている。
ただ現在のMotoGPを支配するドゥカティに移籍した今シーズンであっても、左回りのコースだからといってマルケスが楽に勝利を収めることができると言える状況ではないことも確かだ。
マルケスはアラゴンでは優勝のチャンスがあると考えているものの、完璧な週末を過ごすことができればという前提があると語った。
「もちろん僕はこのサーキットが好きだし、過去にはここで速さを示してきた。でも、今は今だ」
マルケスはそう語る。
「全てが完璧に進めば、(ドゥカティのフランチェスコ)バニャイヤや(エネア)バスティアニーニのレベルで争えるチャンスがあるだろう」
「初日のプラクティス2回でどうなるかによって、狙える場所も分かってくるはずだ。完璧な週末ならチャンスはある。でもアラゴンに来たからといって、逃げ切れるなんて考えるのは時代遅れだね」
マルケスはドゥカティのマシンに乗り換えた今シーズン、ホンダ時代の苦戦から一転して上位を争っている。
ただマルケスは優勝にだけはまだ手が届いておらず、既に前回の勝利からは1000日以上が経過してしまっている。今週末はそれに終止符を打つチャンスでもあるが、マルケスは勝利に執着しているわけではないと語る。
「僕はまた勝つことに執着していたり、心配しているわけじゃないんだ。だってチャンスはあると分かっているからね」
「自分には競争力があって速く走れると感じられているんだ。もちろん、勝つためには日曜日に最速であることが必要だし、それが今のところ僕らに欠けているものではある」
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