短くなるMotoGP、過度なリスクはご法度に。マルケス兄、転倒減らせる?

レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、短縮されるであろうMotoGP2020年シーズンにおいては、怪我というリスクが大きなものとなるだろうと語った。

短くなるMotoGP、過度なリスクはご法度に。マルケス兄、転倒減らせる?

 新型コロナウイルスのパンデミックによって中断されている2020年のMotoGP。シリーズのプロモーターであるドルナ・スポーツは、7月下旬にスペインでシーズンを再開させることを目指して取り組みを続けている。

 彼らはヨーロッパを中心に12〜16レースを実施したいと考えており、2020年は当初20戦が予定されていたことと比較すると、大きくレース数は減ることになる。

 さらに、レースの開催間隔についても通常より詰まることが予想されており、これらの点がライダーにとっては重要な意味を持つ可能性がある。

 つまり転倒による怪我のリスクを負いつつ、どこまでプッシュするかという点に関わってくるのだ。

 例えば現チャンピオンのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は、近年最も成功を収めているライダーであるものの、その転倒数が最も多い人物のひとりだ。レース中に転倒することは少なくなってきているが、FPなどでは依然として転倒が目立っている。

 幸い彼は転倒によって大きな怪我をすることは避けられているが、もし短縮された2020年シーズンで転倒し怪我を負った場合、回復に費やせる時間は少なくなり、より困難な状況に陥るはずだ。

「多くのリスクをとるか、それともとらないかは難しいところだ」と、マルケスはフランスのCanal+に対して語った。

「(通常より)レースは多くないから、リスクをとる必要がある。でももし一度ミスをして怪我をすれば、十分な時間がないから回復が難しくなってしまうだろう。僕らは自分たちのスタイル、そしてパフォーマンスを(短縮された)カレンダーに適応させていかなくちゃいけない」

 ただマルケスは再開後のカレンダーが短縮されたとしても、“サプライズ”な結果はあまり発生しないだろうと考えているようだ。

「あまり多くのサプライズがあるとは予想していない。誰が速く、誰とチャンピオンシップで争うことになるかはわかっている。もちろん、これはまた別のシーズンだけど、結局ライバルの速さが大きく変わるわけじゃない」

「ライバルでは(ペトロナス・ヤマハSRT/ファビオ)クアルタラロは速いだろうし、(ヤマハ/マーベリック)ビニャーレスも速いだろう。それからスズキ勢……まぁ、どうなるか見てみよう」

 そうライバルとなりそうなライダーを挙げたマルケス。彼はその中でも経験を積んだクアルタラロが速さを増してくると見ている。

「クアルタラロは残念なことに、速くなっているだろうね。普通、1年の経験を積んだ時は速くなるものだ。積んだ経験がいろいろなことを改善できるようにしてくれるんだ」

「プレシーズンテストで、彼ははじめからとても速かった。チャンピオンシップ争いのライバルのひとりになるだろう」

「彼はヤマハ・ファクトリーチームではないけど、ファクトリーマシンは手にしている。僕らで言うカル・クラッチロー(LCRホンダ)がほぼ僕と同じバイクを使っているようにね。だからそうだね、彼はチャンピオンシップにおけるライバルのひとりになるだろう」

 

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