オースティンの“王”マルケス、まさかの転倒リタイア……「限界は超えていなかった」

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オースティンの“王”マルケス、まさかの転倒リタイア……「限界は超えていなかった」
執筆:
2019/04/15 8:33

アメリカズGPを、マルク・マルケスはポールポジンションスタートから、レース中盤まで独走体制を築くが、惜しくも転倒リタイアとなった。しかしマルケスは転倒の原因を把握できていないようだ。

 第3戦アメリカズGPの舞台サーキット・オブ・ジ・アメリカズで無類の強さを見せ、昨年まで6年連続優勝を達成していたレプソル・ホンダのマルク・マルケス。今シーズンもポールポジンションを獲得し、ポール・トゥ・ウィンを達成するのは確実……そんな見方も強かった。

 しかしマルケスは、レース中盤に2番手のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)に3.8秒のギャップを築きながらも転倒を喫する。マルケスはなんとかレースに復帰しようとマシンを起こすも、あえなくリタイア。7年連続の優勝はならなかった。

 レースはアレックス・リンス(スズキ)が優勝し、ロッシが2位、そしてアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が4位に入ったことで、マルケスは年間ランキングを4位まで落とす結果となった。

 レース後、マルケスは次のように振り返っている。

「レース中、自分は凄く良いペース、プッシュして2分4秒代前半で走っていた。その後、ギャップを確認してペースを4秒台中盤まで緩めたんだ。僕にはこれが良いリズムで、快適に感じられていた」

「時々こういった事が起こる。それがレースだ。がっかりするし、理解するのは難しいけれど、そういうことだ。今、僕らはただ次のレース、ヘレスに集中し、理解する必要がある」

「トップのドヴィツィオーゾからは9ポイント離されているだけだ。チャンピオンシップ争いに留まれて満足だよ」

 マルケスに対し転倒の原因についてさらに迫ると、彼はこう答えている。

「それは分からない。もちろん、これはミスだ。3.5秒もギャップがある時には、本来ならクラッシュすることは出来ない。だから、それはミスだ」

「だけど、僕らがデータを比較すると、前のラップとかなり似ていたというのが事実なんだ。とてもコンスタントなペースで走っていて、強さを感じている時にそれは起きたんだ」

 3位を獲得したジャック・ミラー(プラマック・ドゥカティ)は、マルケスが集団から抜け出すためにプッシュしすぎて、フロントタイヤがオーバーヒートしてしまったのではないか、と推測している。ただ、マルケスはこの考えを否定している。

「データ上では、既に僕らも比較している。僕のファステストラップと他のラップはとても似ているんだ。だけど、かなり長いブレーキングポイントだし、理解するのが難しいこともある」

「クラッシュしたのはミスだ。だけど僕は何も馬鹿なことはしていない。時には僕は『OK、限界を超えてしまった』と言うけれど、(今回は)限界は超えていなかった。スムーズにライディングしていたし、フロントタイヤをセーブしようと試みていたんだ」

「警告のようなサインは何も無かった。全体的に、アルゼンチンのように良い形でライディングしていたんだ」

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この記事について

シリーズ MotoGP
イベント 第3戦アメリカGP
ドライバー マルク マルケス 発売中
チーム Repsol Honda Team
執筆者 Jamie Klein
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