マルケスのペースアップが、ドヴィツィオーゾのクラッシュを誘った?

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マルケスのペースアップが、ドヴィツィオーゾのクラッシュを誘った?
Jamie Klein
執筆: Jamie Klein
2018/10/23 5:31

マルク・マルケスは、MotoGP日本GPの決勝レース終盤に自身がペースアップしたことで、ライバルであるアンドレア・ドヴィツィオーゾがクラッシュすることに繋がったと考えている。

 MotoGP日本GPに勝利し、自身5度目の最高峰クラスタイトル獲得を決めたマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は、彼がペースを上げたことで、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)のクラッシュを引き起こしたと考えている。

 マルケスはもてぎで今季8勝目を挙げたことで、シーズン3戦を残して今季のタイトル獲得を決めた。その決着は、残り2周という段階でやってきた。マルケスを執拗に追っていたドヴィツィオーゾが、ヘアピンで転倒したのだ。

 このレース、ポールポジションからスタートしたドヴィツィオーゾは、レースの大半をリードしていた。しかし折り返しに差し掛かる頃からマルケスが攻撃を開始。ドヴィツィオーゾはこれを振り切ることができず、21周目のターン9でリードを引き渡してしまった。ドヴィツィオーゾがクラッシュする2周前のことだった。

 マルケスは、最終ラップを前にドヴィツィオーゾを抜き、ギャップを築く戦略だったと語る。そしてレースの最終段階でペースを上げた際、ドヴィツィオーゾが激しくプッシュしすぎてしまったと考えている。

「僕がペースを上げたことで、ドヴィのエラーを引き起こしたと思う」

 そうマルケスはレースを振り返る。

「6番手からのスタートだった。だから1周目を、完璧なリズムで、しかも完璧な形で走らなければいけないことは分かっていた。そして1周目の段階で、僕はすでにドヴィの後ろの2位になっていた。それが、最も目指していたことだった。それから僕は分析し、学習しようと思った」

「僕はレース終盤まで、彼と戦えるほど強いことが分かった。残り8〜9周のところで彼にアタックしたんだけど、少しミスをして芝生に飛び出してしまった」

「そしてドヴィは僕を再び抜いて、本当にペースアップした。僕らは1分45秒台のペースになったんだ。僕は良い形で彼についていくことができた。そして、最終ラップの前に再び彼に仕掛けた。タイと同じような戦略だったんだ」

「最終ラップでは、少し彼に勝機があるように見えた。彼は加速で速かったからね」

 マルケスはドヴィツィオーゾが転倒したのを知って、「残念だった」と語った。

「最終ラップに入って、『ドヴィ、リタイア』というサインボードを見た時、最初に考えたのは、”やった、タイトルを勝ち獲った”ということだった」

 そうマルケスは語った。

「でも残念にも思った。彼はここにいるのに十分相応しいからね。彼は信じられないようなシーズン、そして信じられないようなレースを戦った」

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この記事について

シリーズ MotoGP
イベント 日本GP
ドライバー アンドレア ドヴィツィオーゾ 発売中 , マルク マルケス 発売中
チーム Repsol Honda Team
執筆者 Jamie Klein
記事タイプ 速報ニュース