“予想より完治は遠い……”マルケス、左肩回復の遅れを懸念

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“予想より完治は遠い……”マルケス、左肩回復の遅れを懸念
執筆:
2019/01/25 7:55

現チャンピオンのマルク・マルケスは左肩の手術は複雑であり、セパンテストに100%の体調で挑むことは難しいと語る。

 レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、昨シーズン中に何度も肩を脱臼している。また、シーズンの終わりにかけて何度かクラッシュしたことで、彼の肩は痛みを発するようになっていた。

 結果として、マルケスは昨年のプレシーズンテストでは走行を抑える必要があった。そして、彼は問題を解決すべく12月に手術を行っている。

 マルケスの当初の計画では1月中旬には完全に回復している予定だった。だが、手術は予想していたよりも“難しいもの”であったという。そして、回復には3~4ヵ月は必要とのことだ。

 しかし、マルケスは3月10日の開幕戦カタールGPに焦点を合わせて準備をしている。

「当然ながらセパンテスト(2月6~8日)では、肩は100%の状態ではない。僕のターゲットは開幕戦に100%、もしくは可能な限りそれに近い状態で挑むことだ」

 マルケスはそう語る。

「手術は僕たちが予想していたよりも困難なものだった」

「手術には4時間かかった。これは医師でさえ予想していないものだったんだ」

「とにかく、彼らは回復に最短で3ヵ月から4ヵ月かかると言っていた。でも、僕はハードに働いているし、手術から既に1ヵ月半が経過したけれど、患部の経過は順調だ。そして、これが一番大事なことだ」

「セパンテストで肩がどうなっているかは僕も分からない。テストまでまだ2週間あるし、日に日にフィーリングは改善して良くなってはいる。ただ、難しいのはサーキットが身体的に最も厳しいということなんだ」

 マルケスが怪我をした状態で開幕を迎えるシーズンは今回が2回目となる。彼は2014年シーズンの開幕前にもトレーニング中に足を骨折している。

 その2014年シーズン、マルケスは開幕から10連勝を挙げ、たやすくタイトルを獲得してみせた。

 5度の最高峰クラスタイトルを獲得しているマルケスだが、現在は難しい状況であり、肩の怪我が悪化することを心配していると話す。

「2014年も難しいシーズンだった。最初のテストの後に骨折したことで、1ヵ月半の治療を経て直接開幕戦に挑んだんだから。でもその後、僕の中でも最も良いシーズンになった」

「とにかく、今とは完全に状況が異なっている。昨シーズン中は肩の怪我に苦しめられたけれど、今はより良くなっていると感じるんだ」

「僕たちは最善の方法で100%になるよう取り組んでいる。ただ、怪我を繰り返したくないから、ゆっくりスタートするのが重要だと思う」

「些細なクラッシュも繰り返したくないし、同じ状況にも陥りたくない。だから、忍耐強くなる必要があるんだ」

 2019年シーズンのプレシーズンテストは、2月6~8日にセパン、23~25日にカタールで行われる。マルケスはどちらのテストにも一層の慎重さが求められることになる。さらにチームメイトのホルヘ・ロレンソも左手首の骨折で手術を受けたばかり。セパンテストを欠場することが決まっており、レプソル・ホンダにとって悩ましいオフシーズンになりそうだ。

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シリーズ MotoGP
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チーム Repsol Honda Team
執筆者 David Gruz