マルク・マルケス、第2戦アルゼンチンGPを欠場へ。開幕戦クラッシュで骨折の右手親指に手術受ける
2023年のMotoGP開幕戦ポルトガルGPで転倒したマルク・マルケスは、右手親指の骨折により第2戦アルゼンチンGPを欠場することが決まった。
Marc Marquez, Repsol Honda Team, Miguel Oliveira, RNF MotoGP Racing crash
Gold and Goose / Motorsport Images
レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、MotoGP2023年シーズン開幕戦の転倒で骨折したため、第2戦アルゼンチンGPを欠場することになった。
マルケスはポルトガルGPでポールポジションスタートだったが、先頭を維持できず4番手付近を走行。そして3周目のターン3へのブレーキングで減速しきれなかったことで、ホルヘ・マルティン(プラマック)と接触してしまい、さらにミゲル・オリベイラ(RNF)を巻き込む形でクラッシュ。レースを序盤でリタイアした。
転倒後、マルケスはメディカルセンターで検査を受けると右手親指の中手骨を骨折した疑いが判明し、スペインの病院で詳しい検査を受けることになっていた。
そしてレース翌日の27日、ホンダはマルケスが右手親指中手骨の関節内骨折と診断され、手術で骨折の整復と固定を行なったと報告。さらに連戦で行なわれる第2戦アルゼンチンGPを欠場することになったと明かした。
なお転倒に巻き込まれてクラッシュしたオリベイラは、検査の結果骨折などはなく、右足の打撲で済んだことが明らかとなっている。また、マルティンもマルケスとの接触で右足親指の骨折や捻挫を負うなど、開幕戦から多くの負傷者が発生する結果となっている。
FIMは”他の競技者に危険を与える無責任なライディングだった”と認定し、マルケスに対して第2戦アルゼンチンGPでダブルロングラップペナルティを科すことを決定している。しかしアルゼンチンGPを欠場することになったため、このペナルティが消失する可能性もある。
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