マルク・マルケス、MotoGPアルゼンチンGPを欠場。ビッグクラッシュで再発の複視が原因
MotoGPに参戦するホンダは、マルク・マルケスの第3戦アルゼンチンGP欠場を発表。前戦インドネシアGPで発生した転倒で再発した複視が原因となっている。
MotoGPに参戦するホンダは、マルク・マルケスが4月1日から開幕する第3戦アルゼンチンを欠場すると発表した。
マルケスは前戦インドネシアGPのウォームアップセッション中に、激しいハイサイドを経験。脳震盪により決勝レース欠場を余儀なくされたが、更にその後の検査で右目に複視の症状が再発していることも確認された。
複視はMoto2時代、そして2021年終盤に彼が経験していた症状と同じ問題だ。昨年末に症状が出た際には、手術ではなく保存的療法を選び、回復までに約3ヵ月を必要とした。
今回の症状についてマルケスは、SNSで前回よりも酷くはないと明かした。ただレース出場に関しては情報は伝わってこなかった。
そして3月29日、ホンダはマルケスの第3戦欠場を発表。ただ、担当医によると複視は回復してきているということで、今後も保存的な治療と検査を継続するという。また欠場するマルケスの代役はテストライダーのステファン・ブラドルが務めると見られているが、正式には確認されていない。
マルケスの担当医であるサンチェス・ダルマウは、チームのプレスリリースに次のようにコメントを寄せている。
「月曜日に行なわれたマルク・マルケスの2回目の神経眼科評価では、インドネシアGPで発生した転倒による右第4脳神経の麻痺に、非常に良好な進展が見られた。回復はまだ完全ではなく、マルク・マルケスは保存的な方法による治療計画に従う必要がある」
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