マルケス、クラッシュ後”小石が目の中に残った”まま、渾身のアタック

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マルケス、クラッシュ後”小石が目の中に残った”まま、渾身のアタック
Valentin Khorounzhiy
執筆: Valentin Khorounzhiy
2018/09/09 3:38

MotoGPのサンマリノGP予選で転倒を喫したマルク・マルケスは、右目に”小さな石”が残った状況で最終アタックに臨んだという。

 レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、MotoGPサンマリノGP予選で、暫定的に首位に立っていたホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)のタイムに挑もうとアタックに臨んでいた。しかしターン15の左コーナーでクラッシュし、グラベルエリアにはまり込んでしまった。

 しかしマルケスはすぐに立ち上がると、転がった自身のバイクには目もくれずに全力疾走。ガレージに戻ってもう1台のバイクに跨り、再びコースインした。

 マルケスはその後2周走行することができたがタイムアップを果たすことができず、最終的には5番手で予選を終えた。

「見てのとおりだ。言い訳はない。でもクラッシュした時、バイザーが開いてしまったんだ」

 マルケスは予選後にそう説明した。

「その後、僕はすぐに2台目のバイクに乗った。でも僕の目の中には、小さな石が入っていたんだ」

「正確に走るのは難しかったし、集中するのも難しかった。ピットに戻った後、僕は目を水で洗った。それで大丈夫だった。石を取り除くことができたんだ」

「バイクに乗るまで、ほんの僅かな時間しかなかった。だから、(目に石が入っているのに)気付かなかった。何かを感じたんだけど、その時の僕は『バイクが欲しい! バイクが欲しい』とだけ言っていたんだ」

「スクーターを走らせてくれた彼でさえ、急いでくれた。僕らはクラッシュするんじゃないかと思い、時にはちょっと怖かったけど……。でも、彼は素晴らしい仕事をしてくれた。残念なことに、ラップタイムを改善することはできなかったけど」

 マルケス曰く、クラッシュの原因は決勝の戦略にも関わるものだったという。

「それは戦略によるものだった。当時すでに、『うーん、もしかしたら、何かが起きるかもしれない』と感じていたんだ」

「今回はリスクがあることは分かっていた」

 マルケスはレースシミュレーションではミディアムタイヤをリヤに履いていた。しかし予選では、ソフトタイヤを選択。これにより、バイクのバランスはかなり異なっていたという。

「クラッシュの理由は、予期せぬほど早く、フロントのグリップを失ったことにある。僕は、あまりにもアグレッシブにバイクを傾けすぎてしまった」

 そうマルケスは説明する。

「もう少し後で(グリップを)失うことを予想している。そして、肘で支える準備ができていなかったんだ。コースに留まろうとしたけど、グラベルやウォールまで行ってしまうと感じた。だから僕は肩を落としたんだ。その判断は、怪我を避けるためには重要だったと思う」

「これは大きなクラッシュだった。でも、身体に問題がないことが重要だ」

Additional reporting by Oriol Puigdemont

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シリーズ MotoGP
ドライバー マルク マルケス 発売中
チーム Repsol Honda Team
執筆者 Valentin Khorounzhiy
記事タイプ 速報ニュース