マルク・マルケス、開幕戦クラッシュで右手親指を骨折か？　巻き添えオリベイラは右足打撲と診断

　レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、MotoGP2023年シーズン開幕戦のポルトガルGP決勝で転倒。その結果、右手親指の骨を骨折してしまった可能性があると診断された。

　決勝レースをポールポジションからスタートしたマルケスだったが、彼は先頭を維持できず4番手付近を走行。そして3周目のターン3へのブレーキングで減速し切れなかったことで、ホルヘ・マルティン（プラマック）と接触してしまい、さらにミゲル・オリベイラ（RNF）を巻き込む形でクラッシュ。レースを序盤でリタイアした。

　マルケスはクラッシュ後に自力で歩いてコース外に出ていたが、後の検査で右手親指の骨（第一中手骨）が折れている可能性があることが判明した。そのためマルケスは右手に固定具を装着している。なおこの後、マルケスはスペイン・バルセロナの病院でさらなる検査を行なうことになるという。

　また、クラッシュに巻き込まれたオリベイラは、コース上でしばらく動けないなど、怪我が心配されていたが、メディカルセンターでの検査の結果、骨折などはなく右足の打撲だけで済んだことが分かっている。