マルク・マルケスの『Drive to Survive』なカタルニアGP。弟アレックス達を追いかけようとして「限界超えた」と語る
MotoGPカタルニアGPでマルク・マルケスは、バイクの限界を超えて走る状態になってしまっていたため、“生き残るためのレース”へと切り替えたと語っている。
MotoGP第11戦カタルニアGPの決勝でマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は、上位集団についていこうとしたものの、途中で生き残るレースにスイッチしたと語った。
今季も大苦戦中のホンダ勢ではあるが、マルケスはひとり予選Q2に進出しスプリントレースで11位を獲得するなど、カタルニアGPでも他のホンダ勢より上の位置につけていた。
決勝レースも13位とホンダ勢最上位となったマルケス。ただ今回のレースは上位グループについていこうとしたものの、最終的に生き残りを目指すレースとなったと彼は振り返っている。
「生き残ろうとしていたよ。『Drive to survive(直訳:生き残るためのドライブ/NetflixのF1ドキュメンタリー)』だ」
マルケスはそう語る。
「序盤からすぐにフロントとリヤの両方のタイヤをマネジメントしようとしていたレースだったよ」
「だからフィーリングをチェックして、タイヤをマネジメントしていた。そしてたくさんのライダーに追い抜かれた」
「それから弟(アレックス・マルケス/グレシーニ)やファビオ(クアルタラロ/ヤマハ)、ジャック・ミラー(KTM)などのセカンドグループの後ろで2周、3周、4周とプッシュすることにしたんだ」
「でもすぐに限界を超えていることに気がついた。バイクの限界を超えてしまって、フロントタイヤをいじめすぎて壊れ始めていたんだ。だからレースを完走し、ピットへ戻ることに決めたんだ」
Marc Marquez, Repsol Honda Team
Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images
今シーズンはホンダだけではなくヤマハも苦戦しており、ホンダとヤマハを合わせた6台が下位を争うことも多い。
ホンダとヤマハ、日本勢が“別のチャンピオンシップ”を戦っていると感じるか? そうマルケスに尋ねると、彼は次のように語った。
「僕にとってそれは重要じゃない。今日、僕が見ている全体像は、トップのライダーから21秒遅れでフィニッシュしたということだ。そしてこの遠く離れた差を縮めていくことが僕たちの目標なんだ」
「昨日は多少は良いスプリントレースにすることができたし、予選もまあまあだった」
「今日はクアルタラロが素晴らしいレースをする番だった(クアルタラロは決勝で7位フィニッシュ)」
「でも僕らはかなり苦しんだ。1周や十数周のレースならそれなりに結果は出すことができる。だけど長いレースになると、ペースがなければどうにもならないんだ」
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