マルケス、7周転倒も今季ベストな走りに満足「今日の僕は”マルク・マルケス”だった」

MotoGP第7戦カタル二アGPでレプソル・ホンダのマルク・マルケスは3戦連続の転倒を期し僅か7周でレースをリタイアした。だが本人は今回のレースではリスクを冒す必要があったとし、転倒するまでの7周は今シーズンでベストな走りだったと語った。

マルケス、7周転倒も今季ベストな走りに満足「今日の僕は”マルク・マルケス”だった」

 これまで6度のMotoGPチャンピオン獲得経験のあるレプソル・ホンダのマルク・マルケスは、第7戦カタルニアGPの決勝レースで唯一リアにソフトを選択したライダーだった。

 そのことに対してマルケスは今回のレースは“ただ燃料を燃やす”だけでは意味がなく、リスクを取る必要があると感じていたと説明している。

 13番グリットからスタートしたマルケスは序盤、表彰台争いのメンバーであったが、8周目の10コーナーで転倒し、レースを終えた。これで、3戦連続の転倒リタイアとなった。

 マルケスは前方を走る先頭集団のライダー達のペースが上がった時、そのペースに合わせてレースを完走しなければならないと思い、ミスを余儀なくされたと語った。

 しかし今回の転倒にはがっかりしているものの、長期欠場からの復帰でスピードを取り戻すためにも、ただ単にレースを“ふらふら”走るよりは、「ベストな7周をこなした方が良かった」と主張した。

「そうだね、今日は(レースを)楽しめたよ。プッシュすることもできたしね」

 motrsport.comが今回の転倒について説明を求めると、このようにマルケスは答えた。

「今日の僕は“マルク・マルケス”だった。そして僕にとって今日の7周は今シーズンでベストの7周だったよ」

「自分の望むように走れたし、グリッド上で『今日はリスクを冒す日だ』って思っていた」

「僕たちがどこにいようと、僕がどこから来ようと、人に何を言われようと、僕には関係ない」

「僕は今日リスクを冒す日だと思った。12番手や14番手を走るのにただ燃料を燃やし、ただタイヤを削ることには意味がないと思ったからね」

「そう、僕は今日するべきことをしただけだよ。見たように序盤プッシュをし、オーバーテイクができて楽しめたけど、みんなのペースが上がった時に正しい場所に居ることができなかった」

「3、4周目は危なかったね。他のライダーが1分40秒台のペースで走っていたけど、僕のペースではなかったからね」

「僕は自分に『大丈夫、この3周を維持できれば、レースの最後まで維持できる』って言い聞かせていた」

「でもその3周はリスクを冒し過ぎた。起きたことはいたって簡単なことさ。アレイシ(エスパルガロ/アプリリア)の後ろにいて、ターン2で加速を失ったんだ。ターン3からターン4、ターン5でも加速を失っていたんだ。その後9コーナーでまた失っている部分があった」

 またマルケスは以下のように付け加えた。

「それで、(10コーナーの)ブレーキングでリカバリーしようと試みたんだけど、最大のブレーキングポイントで上手くできなかったんだ。(ヤマハ/マーベリック)ビニャーレスが後ろにいて、彼は僕よりも遅くブレーキングをしていたけどそれにも関わらず、彼は止まることができていた。そして僕は止まることができなかったんだ」

「フロントがロックして、転んでしまった。もちろん、この結果を嬉しくは思わないけど、7周で“何をしたか”を考えると満足さ」

「ただバイクに跨ってレースを終えるよりは、ベストな7周をしたほうがましだったからね」

 

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