マルティン、15年来のスポンサー”レッドブル”と決別。アプリリアとモンスターエナジー契約の余波……
アプリリアがモンスターエナジーをスポンサーに迎えたことで、ホルヘ・マルティンは個人スポンサーのレッドブルとの契約を終了したと明かした。
El casco de Martín, por primera vez, sin el logo de Red Bull
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
アプリリアは5月29日に開幕したMotoGP第7戦イタリアGPでモンスターエナジーをメインスポンサーに迎えたことを発表したが、それに伴ってチームのライダーであるホルヘ・マルティンは長年の個人スポンサーを失うことになった。
アプリリアは今シーズン開幕から好調が続いていることで、当初は2027年シーズンからが予定されていたモンスターエナジーとの契約が前倒しされた。その結果第7戦イタリアGPからメインスポンサーに就任し、2027年からはタイトルスポンサーとなる。
29日のフリー走行から既にモンスターエナジーの3本爪のロゴマークが大きく入ったマシンでの走行が始まっているが、これはアプリリアにとっては恩恵の大きい話だ。チームが2027年の850ccの新マシン開発にリソースを注ぐ中、モンスターエナジーとの契約で追加の資金を受け取ることができるからだ。
ただエナジードリンク大手のモンスターエナジーとの契約は、所属ライダーのマルティンには痛手をもたらした。マルティンは長くレッドブルから支援を受けてきたが、そのレッドブルは”エナジードリンク企業”ということで、モンスターエナジーとはまさに競合相手という間柄。レッドブルのロゴがついたヘルメットを被って、モンスターエナジーのロゴがついたマシンに乗るのは不可能である。
そのことはスポンサー契約発表前の27日(水)に、マルティンがレッドブルの帽子ではなくアプリリアのロゴの帽子を被っていたことから予想されていたが、マルティンがレッドブルとは袂を分かったことを認めた。
Jorge Martín, Aprilia Racing
Foto de: Gold and Goose Photography / Getty Images
「まあそういうことだよ」と、マルティンはMotorsport.comスペイン版に語った。
「チームに対して経済的な改善をもたらしてくれるものは、結局チームの発展と改善につながるんだ。僕側としては、レッドブルと15年間やってきたし、ルーキーズカップへ参戦する機会を与えてくれたことに常々感謝してきたけど、これは僕のコントロール外の出来事だった」
「今のところ、関係は終了している。将来また一緒に仕事ができるかどうかはわからないけど、今のところは僕たちはもう一緒にやっていないんだ」
「レッドブルとの関係は常に素晴らしいものだったし、今後もとてもいい関係が続くと思う」
「長年にわたる関係だからね。もしレッドブルの施設の利用を依頼しても、きっと問題ないだろう」
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