マルティン、最終戦バレンシア3位で2022年締めくくる「来年はバニャイヤと争いたい」
ホルヘ・マルティンは、MotoGPの2022年シーズン最終戦バレンシアGPを3位でフィニッシュ。来シーズンも引き続きプラマックから参戦するが、フランチェスコ・バニャイヤとタイトルを争いたいと語った。
Jorge Martin, Pramac Racing
Gold and Goose / Motorsport Images
プラマックのホルヘ・マルティンは、MotoGPの2022年シーズンをランキング9位で終えた。しかし来シーズンこそは、新チャンピオンのフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)争いたいと語った。
マルティンは今シーズン最終戦のバレンシアGP予選でポールポジションを獲得。3戦連続、今季5度目のPPから、今回こそ好結果につなげることが期待された。
レースではホールショットをアレックス・リンス(スズキ)に奪われてしまい、その後は終始2番手を走ったものの常に表彰台圏内をキープ。終盤にペースの良いブラッド・ビンダー(KTM)に追い抜かれて3位フィニッシュとなったが、ようやく予選での好結果をレースでのリザルトにつなげることができた。
2022年シーズンを終えたマルティンは、高いレベルで走り続け、学びになったシーズンだったと語っている。
「僕らが今シーズンを高いレベルで終えたのは間違いない。シルバーストン戦からは常に表彰台を争って来たし、何勝も挙げられるだけのポテンシャルがあることが分かった。ただ、僕らは犯したミスから学んで、将来の糧にしなくちゃいけない」
「今週末は素晴らしかったよ。レースでは僕のペースは良かったと思うけど、リンスの後ろで詰まってしまった。フロントタイヤがうまく機能してくれていなかったんだ」
「コンマ数秒の差を残そうとしていたんだけど、数周してまたプッシュするとグリップが無かったんだ。厳しい状況だったけど、最終戦での表彰台を逃さないためにも全力で走ったよ。3位表彰台は凄く良い結果だ」
「シーズンを通してレコードラップを破って来たし、ハッピーだ」
「レベルは高かったし、大きく改善していくことができた。来シーズンもこれを維持できるよう集中していくつもりだ」
そしてマルティンは、2022年王者となったバニャイヤを祝福。来年は彼と争いたいと語った。
「ペッコにはおめでとうと言いたい。僕らは互いのことをよく知っているし、アスパー時代には一緒だったこともあるからね。だからとても良い関係なんだ」
「彼は7勝を挙げているし、この2年間ドゥカティ勢にとっての“基準”になっていた。彼は本当に速いんだ。僕も彼から学んで改善して、彼との差を縮めていこうとしているんだ」
「火曜(11月8日)に新型マシンを試すのが楽しみだ。来シーズンはバイクと自分を改善して、ペッコとチャンピオンシップを争えるポジションにいられればと思う」
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