MotoGP オランダGP

アプリリアへ移籍するマルティン、ドゥカティはサポートを減らすのか? マネージャーは「扱いの維持」を予想

ホルヘ・マルティンは2025年にアプリリアへ移籍することが決まっているが、チーム側はドゥカティが今シーズン中に完全なサポートを提供してくれると期待している。

Jorge Martin, Pramac Racing

Jorge Martin, Pramac Racing

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 プラマックは移籍の決まったホルヘ・マルティンに対して、ドゥカティが2024年シーズンが終わるまでサポートを継続してくれることを期待している。

 マルティンは今年、ドゥカティのファクトリーチーム昇格の有力候補だと見られてきた。一度は彼に決まったとも言われていたが、ドゥカティは最終的にマルク・マルケスを昇格させることを決定。そしてマルティンはドゥカティ陣営を離れ、2025年はアプリリアへ移籍することになった。

 マルティンは第8戦終了時点で、タイトル争いでドゥカティファクトリーのフランチェスコ・バニャイヤを上回って暫定トップに立っている。しかし前述のようにライバルのアプリリアへ移籍が決まったこともあり、ドゥカティから以前のように最新の開発パーツなどのサポートを受けられなくなるのではないかという懸念が持ち上がっている。

 ただマルティンのマネージャーは、そのような事態にはならないと考えているようだ。

「ホルヘのことだが、ドゥカティにとっては今こそ彼らの価値観が損なわれていないことを証明する機会だと言える」

 マネージャーのアルバート・バレラはそう語った。

Jorge Martin, Pramac Racing

Jorge Martin, Pramac Racing

Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images

「ホルヘはドゥカティと契約して以来、常に彼をオフィシャルライダーとして扱ってきたし、オフィシャルバイク(ファクトリーバイク)を使って、ファクトリーライダーと同様に進化してきた」

「彼らは常にそうしてくれていたし、私はこれからもそうし続けてくれると信じている。チャンピオンシップや彼らのライダーたち、そして全てのドゥカティスタへのリスペクトを元にね」

 なお前例を考えても、ドゥカティがマルティンに差別的な扱いをしないだろうという推測ができる。ジャック・ミラーが2022年限りでドゥカティを離れ、翌年にKTMへ移籍することになったあとも、ドゥカティはミラーに新パーツのテストなどを認めていたのだ。

 ただマルケスを選んだことで、ドゥカティにある意味”見捨てられた”マルティンが、ライバルにチャンピオンの『ゼッケンナンバー1』をもたらすかもしれないという可能性を考えると、前例とはまた状況は異なっていると言えるだろう。

 またバレラはアプリリアへ移籍する事になった経緯についても言及。マルケスがプラマックでファクトリーバイクに乗るという案を拒絶したことが、決定的な瞬間になったと示唆した。

「第7戦バルセロナ(カタルニアGP)で、ドゥカティは我々にこの三者、つまりホルヘ、プラマックそしてマルケスをひとつ屋根の下に収めることのできるシナリオを提示した」

「しかし我々とプラマックの手には負えない理由から、そのアイデアは不可能となった。そしてその時点で、我々には疑問が生じ始めていた」

「モンメロ(カタルニア)で提案されたプランは、ムジェロ(第8戦イタリア)で上手くいかなくなり、彼は別の道を歩むことを決めたんだ」

 

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