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2位マルティン、今季4戦欠場もルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得。2022年は「一貫性必要」

ホルヘ・マルティンはMotoGPバレンシアGPで2位を獲得し、ルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。ポールポジションを何度も獲得し速さを見せた驚異のルーキーだったが、バレンシア決勝に向けては体調に悩まされていたようだ。

Jorge Martin, Pramac Racing

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 2021年シーズンのMotoGP最終戦バレンシアGPで、ホルヘ・マルティン(プラマック)は2位表彰台を獲得。ルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いたが、レースに向けては体調不良に悩まされていたようだ。

 マルティンは前日の予選で、ドゥカティファクトリーチームのフランチェスコ・バニャイヤを破り今シーズン4回目のポールポジションを獲得。決勝ではバニャイヤにレース中盤で先頭を譲ってしまったが、終盤にかけてはジャック・ミラー(ドゥカティ)の猛攻を抑えきって2位でフィニッシュを果たした。

 しかしそのマルティンは、食中毒によって前日夜から体調が非常に悪く、レースを棄権することすら考えていたというのだ。

「昨晩ベッドに向かったころから、調子が悪くなりだした。理由は分からないけど、嘔吐しはじめてしまった」と、マルティンは言う。

「3~4時間程度しか寝られなくて、朝のウォームアップのあと、なんとかまた1時間くらい寝ることできた。食べてエネルギーを取らないと、レースでは弱くなってしまうと思った」

「それでも、周回を重ねる毎に表彰台が近づいてくるのが見えてきた。バニャイヤは強かったし、優勝は僕のプランにはなかった。彼を抑えるのは生半可なことじゃないからね。でも僕の精神的な強さを示せたと思う。レースを棄権しようかと思うことすらあったんだ」

 マルティンのMotoGPクラスデビューシーズンは、簡単な道のりではなかった。開幕直後はカタールの連戦でいきなり速さを見せて表彰台を獲得したものの、第3戦ポルトガルGPで転倒すると、怪我により4レースの欠場を強いられてしまった。

 ただデビューシーズンから強さを見せてきたこともあり、マルティンの2022年シーズンにはさらなる期待も寄せられている。本人は、来シーズンはより一貫性を保っていきたいと語っている。

「僕は新人賞を重視したいわけじゃないんだけど、それは今年の目標ではあった。何レースかの欠場を経て、ここにたどり着くことができた。祖父や家族、医師やチームに感謝したい」

「自分のパフォーマンスにはかなり満足しているし、将来に向けたモチベーションも高いよ。経験の長いファクトリーチームのライダーと戦ったことで、僕らにはたくさんのポテンシャルがあることも理解できた」

「僕らは一貫性を身につけることが必要だろう。アメリカズ、アルガルヴェ、オーストリアと同じ力を出せれば、半分以上のレースで競争力があるはずだ。そうすればチャンピオンシップかは分からないけど、何か大きな結果を懸けて争えると思う」

「目標はトップ5で、それを一貫して続けることができれば、素晴らしい結果に向けて争っていけるだろうことは明らかだ」

 
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