前戦アプリリアCEOに非難されたマルティン、マーシャル殴打ベッツェッキを擁護するチームに一言「次僕にああいうことが起きても守ってね」
ホルへ・マルティンは、チェコGPで出場停止に陥ったチームメイトのマルコ・ベッツェッキをアプリリアが擁護する姿勢をとったことについて、もし自分がベッツェッキ同様に感情的になってしまった場合には、同じように支えてほしいと語る。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPチェコGPでは、アプリリアのマルコ・ベッツェッキが決勝レースを出場停止になるという一件が大きな話題となった。ベッツェッキはスプリントレースで転倒した際に、彼のマシンを回収しようとしたマーシャルと一悶着あり、マーシャルを2回にわたって叩いてしまったのだ。
この裁定についてアプリリアのマッシモ・リボラCEOは、ベッツェッキの行動は許容できるものではないと非難しつつも、バイクのエンジンを吹かしてしまったマーシャルに対して感情的になったベッツェッキに理解を示した。またチームは出場停止は過剰な処分であるとして控訴もしていた。
一方、前戦ハンガリーGPでは同じくアプリリアのホルへ・マルティンがスタート直後に多重クラッシュを引き起こすという一件があったが、この時のチームの態度はチェコの一件とは異なっていた。
リボラCEOは、チームメイトのベッツェッキら数名を巻き込んだマルティンを公然と批判。そのダメージ、とりわけポイントリーダーのベッツェッキがノーポイントに終わったことを受け、「もっと重いペナルティでも異論はなかった。これは世界チャンピオンにふさわしい行動ではない」として、ダブルロングラップペナルティという処分は甘すぎると示唆した。
この2レースでのチームの対照的な対応についてマルティンは、もし自分が感情的になってしまった場合にも、今回のベッツェッキのようにアプリリアには自分を力強く支えてほしいとコメントした。
「昨日のような、怒りに任せて起こる出来事は僕にも起こり得る。実際、僕もモンメロで経験済みだ」
そう語るマルティン。彼は2026年のカタルニアGPで、アプリリアのチームマネージャーであるパオロ・ボノラを突き飛ばしたことがある。
マルティンはハンガリーとチェコでのリボラの態度の違いについて比較するよう求められると、こう付け加えた。
「はっきりしているのは、あのペナルティの後では、同じようなことはもうマルコには起きないだろうということだ」
「昨日、マルコに対するチームの反応を見た。もし将来それが自分に起きたら……もちろん起きてほしくはないけど、あのときと同じようにチームが自分を守ってくれることを願うだけだ」
「昨日見た光景は、これまで見たことがないものだった。だからこそ、あのときチームが彼を守ったのと同じように、自分のことも守ってほしい。なぜなら、ここは僕のチームでもあるからだ」
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