MotoGP バレンシアGP

ホルヘ・マルティン、2023年チャンピオン決定ならドゥカティファクトリー入りへ。契約オプションの存在明らかに

ホルヘ・マルティンが2023年のMotoGPチャンピオンとなった場合、ドゥカティはエネア・バスティアニーニとの入れ替え人事を行なう予定だと判明した。

Jorge Martin, Pramac Racing

 現在MotoGP最終戦バレンシアGPが行なわれているが、プラマックのホルヘ・マルティンがチャンピオンに輝いた場合、ドゥカティはファクトリーチームのエネア・バスティアニーニと入れ替え人事を行なうようだ。

 バレンシアGPのスプリントレース終了時点でマルティンは、ポイントリーダーであるドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤと14ポイント差でタイトルを争っている。

 タイトル争いを演じてきたマルティンが2024年にバスティアニーニと入れ替えでファクトリー昇格を果たすのではないかという憶測は以前からあった。そしてAutosport/motorsport.comは、バレンシアGP2日目に、マルティンがチャンピオンを獲得した場合、入れ替えが実施されるという情報を掴んだ。

 こうした人事に当たっては契約が問題となって来ることが多いが、そもそもマルティンが昨年結んだ契約の中には、チャンピオンを獲得した場合、ファクトリーチームへの昇格を可能とするオプションが含まれていたことが分かっている。

 これは昨年、ドゥカティがグレシーニからバスティアニーニを昇格させ、マルティンをプラマックに留める決定を下したことを受けてのモノだったという。

 さらにバスティアニーニの契約も単純にファクトリーチームのポジションは1年間の保証しか無く、状況に応じてドゥカティがバスティアニーニを他のポジションへ移すことが可能となっていることも分かっている。

 ただマルティンが2023年のチャンピオンとなるためのハードルは高い。たとえマルティンが決勝レースで勝利したとしても、バニャイヤは5位以上に入ればチャンピオン防衛を決められる。

 果たして入れ替え人事は発生するのか? その答えは数時間後のバレンシアGP決勝次第……タイトル争いの注目ポイントが更に増えることになりそうだ。

 

前の記事 負債で”身売り”噂のRNF、問題なしとする声明を発表「負債も無いし、オファーは断った」
次の記事 Moto3バレンシア決勝|佐々木歩夢、Moto3ラストレースを勝利! ランキング2位で来季はMoto2へ

最新ニュース

トヨタ、ハースF1との提携でさらなる”良いクルマづくり”目指す。「人づくりから始める決意をぜひとも応援いただきたい」

トヨタ、ハースF1との提携でさらなる”良いクルマづくり”目指す。「人づくりから始める決意をぜひとも応援いただきたい」

F1 F1
トヨタ、ハースF1との提携でさらなる”良いクルマづくり”目指す。「人づくりから始める決意をぜひとも応援いただきたい」
スーパーフォーミュラ”最後のラウンド”に臨むデ・フリーズ、今回もチームとみっちりミーティング交わすも「2戦目だから簡単ではないだろうね」

スーパーフォーミュラ”最後のラウンド”に臨むデ・フリーズ、今回もチームとみっちりミーティング交わすも「2戦目だから簡単ではないだろうね」

SF スーパーフォーミュラ
スーパーフォーミュラ”最後のラウンド”に臨むデ・フリーズ、今回もチームとみっちりミーティング交わすも「2戦目だから簡単ではないだろうね」
岩佐歩夢、スーパーフォーミュラ参戦1年目も残り4レース「抑えに入るような立ち位置じゃない……明日に向け、チャレンジしていきます!」

岩佐歩夢、スーパーフォーミュラ参戦1年目も残り4レース「抑えに入るような立ち位置じゃない……明日に向け、チャレンジしていきます!」

SF スーパーフォーミュラ
第6戦・第7戦:富士
岩佐歩夢、スーパーフォーミュラ参戦1年目も残り4レース「抑えに入るような立ち位置じゃない……明日に向け、チャレンジしていきます!」
ホンダ・レーシング渡辺康治社長、ハースと組んでF1に挑むトヨタにエール。キーワードは”人を育てる”こと「切磋琢磨して、頑張っていきましょう」

ホンダ・レーシング渡辺康治社長、ハースと組んでF1に挑むトヨタにエール。キーワードは”人を育てる”こと「切磋琢磨して、頑張っていきましょう」

F1 F1
ホンダ・レーシング渡辺康治社長、ハースと組んでF1に挑むトヨタにエール。キーワードは”人を育てる”こと「切磋琢磨して、頑張っていきましょう」

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

エディション

日本 日本