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MotoGP新型タイヤ、ヤマハ向きの作りではない? 「全員に利点あり」とミシュラン

MotoGPにタイヤを供給するミシュランは、2020年用のタイヤがヤマハとスズキの並列4気筒勢に有利だという見方を否定した。

Joan Mir, Team Suzuki MotoGP, Marc Marquez, Repsol Honda Team

Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGPクラスのタイヤサプライヤーであるミシュラン。2020年は2年ぶりにリヤタイヤの構造を改め、2月に行なわれたセパンテストとカタールテストでMotoGPライダーはこの新型のタイヤを試している。

 プレシーズンテストでは新型タイヤのエッジグリップが増加していることで、ヤマハとスズキを中心にコーナリングに優れるマシンに相性が良いものだと考えられるようになった。

 実際、セパンテストではファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)が、カタールテストではマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)がトップタイムを記録している。そうした結果は新型のタイヤはヤマハとスズキに向いているのではという考えの裏付けになっている。

 しかしミシュランのMotoGPプロジェクト責任者のピエロ・タラマッソは、ヤマハやスズキが享受しているアドバンテージは一時的なものだという考えを示した。

「正直に言って、予想していなかった。なぜなら2019年に行なった全てのテストにおいて、全ての(メーカーの)バイクからポジティブな兆候があったからだ」

 タラマッソはmotorsport.comにそう語った。

「我々はどのバイクも、どのライダーも特にひどく苦しむところは確認していなかった」

「この兆候は今年のセパンとカタールでのテストで現れたが、私としては適応の問題だと思っている。あるタイプのバイクにより合致しているというものではないんだ。可能な限り早くそれを最大限活用しているという事に過ぎない」

「最終的には誰もがいくつかのアドバンテージを見出すことができるだろう。あるチームはコーナリングで見出し、また別のチームではトラクションで見出すこともあるだろう」

「そうした点を彼らが理解した時には、誰もがアドバンテージを得ることになる」

 こうしたタラマッソの考えは、レプソル・ホンダのマルク・マルケスも抱いている。彼は負傷からの回復途上でテストに参加したが、新型タイヤはどのチームにとっても恩恵になると考えていた。

「新型タイヤは疑わしい物のひとつだったけど、2019年型のマシンで試した時に問題じゃないことが分かった」と、マルケスは語った。

「よりグリップがあることで、更にマシンを倒す事ができる。今、これはスズキとヤマハにとって良いことだろう。だけど長期的には皆にとって良いことになる。より一貫性のあるタイヤなんだ」

 

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