MotoGPのタイヤ供給するミシュラン、2026年はフロントタイヤの無駄削減。グランプリ毎に2種類体制へ
MotoGPのタイヤサプライヤーであるミシュランは、2026年シーズンからレースウィーク中に供給するフロントタイヤのコンパウンドを2種類に減らすことを決めた。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
現在MotoGPでタイヤ供給を担当しているミシュランは、2026年シーズンからフロントタイヤのコンパウンドの種類を削減することとなった。
ミシュランはMotoGPの各グランプリで、フロントタイヤに3種類(ハード、ミディアム、ソフト)のコンパウンドを供給してきた。
しかしここで問題となってきたのは、結局3種類のうち2種類しか活用されていないことがほとんどだった、という点だ。
例えば2025年カタルニアGPでは、どのライダーもフロントのハードタイヤを使わなかった。これはレースで使われなかったというだけではなく、フリー走行ですら使っていなかったという意味だ。つまり、各チームとライダーはハードタイヤが機能しないと確信していたということだ。
その結果、タイヤには大きな無駄が発生してしまっている。誰も使わなかった結果441本ものハードタイヤが、そのまま返却されたことになる。
そういった状況を考慮し、ミシュランは2026年シーズンからタイヤの割当内容を変更することを決定した。なお決定自体はミシュラン主導だが、当然ながら各チームや運営のドルナとの話し合いを経て決定されている。
「来シーズン、我々はフロントタイヤの割当を変更することになる」
ミシュランのMotoGP責任者であるピエロ・タラマッソはmotorsport.comにそう語った。
「今後は、5本のタイヤを3種類用意するのではなく、7本のタイヤを2種類用意することになる」
「チーム、そしてライダーとドルナとの話し合いを行なってきた。我々はどのサーキットでも使用されていないスペックがあると認識していたのだ。つまり我々はそれらを持ち込んで、そして持って帰ることになってしまう」
「それから、安定したコンディションであれば7本の同じ仕様のタイヤがあるのは、ライダーにとっては有益なことだ」
なおミシュランは2026年シーズンが、MotoGPのオフィシャルサプライヤーを務める最後のシーズン。2027年からは新たにピレリがその任に就く予定だ。
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