ベスト・オブ・ジャック・ミラー! 表彰台5回の好調ミラー、2019年に満足
プラマックのジャック・ミラーは、MotoGPでの2019年シーズンが、2014年にMoto3でタイトル間近だったときよりも絶対に良いシーズンだったと考えている。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
プラマックのジャック・ミラーは2019年に5回の表彰台を獲得するなどドゥカティ移籍2年目に好成績を残してきた。そして、Moto3でランキング2位を獲得した2014年よりも良いシーズンだったと考えているようだ。
ミラーは2014年にMoto3のKTM ajoチームへ加入し、6勝を挙げてチャンピオン争いを展開。しかし最終的にアレックス・マルケスにわずか2ポイント差で破れ、タイトルには手が届かなかった。
2015年には、ミラーはMoto2クラスを飛び級して一気にMotoGPクラスへ昇格。LCRホンダに加入して最高峰クラスデビューを果たした。
3年間ホンダ陣営でMotoGPを戦ったミラーは、2018年からプラマック・ドゥカティに移籍。2019年にはファクトリースペックのマシンを獲得して5回の表彰台を獲得するなどの活躍を見せた。そして最終的にランキング8位に食い込み、ドゥカティファクトリーチームのダニーロ・ペトルッチまで僅か11ポイント差にまで近づいていた。
こうしたシーズンを振り返って、これまでのキャリアの中でどう評価するかをミラーに訊くと、彼は次のように答えた。
「間違いなく、2019年の方が良い。(ランク2位を獲った)2014年よりも良いくらいだよ。(2019年は)ミスは少なくし、ライディングの面でもより冷静さを持てた。それは結果に反映されていると思う」
「そうしたところに僕は取り組んできた。もちろんチームもだし……僕とチームの間には素晴らしく理解した関係があるんだ」
「来年もこのチームでやっていくことが待ちきれない。2年以上同じチームに居るのは初めてのことで……だから“家にいるみたいにすごす”だけで良いんだ」
2020年シーズンもミラーは変わらずプラマックから参戦。マシンもファクトリースペックの最新型の供給を受ける。
既にミラーはバレンシアテストで2020年型のプロトタイプシャシーを試しているが、彼はそのテストを通じて新型シャシーはコーナリング時に手助け助けしてくれると感じたようだ。
彼は2020年型のマシンに何か気に入らない点はあったかと訊かれると、こう答えた。
「いいや、無いよ。バレンシアテストみたいに(最終戦から)連続で新しいバイクを試すようなときはいつも妙に感じるけど、それはシーズンを通じて乗ってきて、終盤には(それまでのバイクに)素晴らしいフィーリングを持っているからだ」
「全てがちょっと奇妙に感じられる。でも僕らはポジティブな点を見つけようとして、今ではポジティブな点の大半を見つけたと思う。どういう状況かを理解したんだ」
「新しいバイクはヘレスのようなサーキットみたいな、流れるような高速コーナーで助けになるだろう。でもそれは現時点ではただの推測だ。僕はヘレスでは新型を試していないからね」
「バレンシアテストでは改善が見られた。もっとセットアップを詰める必要があったけど、テストは時間が限られているんだ」
「でも彼ら(ドゥカティ)は前進していると思う。ドヴィ(アンドレア・ドヴィツィオーゾ/ドゥカティ)やスタッフは自信があるように見える。どうなるかを見てみようと思う」
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