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プラマックでの3年間は“宝物”……ジャック・ミラー「皆の教えは絶対忘れない」

来季ファクトリードゥカティに昇格するジャック・ミラーは、プラマックで過ごした3年間で多くのことを学んだと語り、チームに感謝した。

Jack Miller, Pramac Racing

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 ジャック・ミラーは、今季限りでプラマックを離れ2021年にドゥカティファクトリーへ昇格するが、2018年から3シーズンを過ごしたチームメンバーには感謝してもしきれないと語った。

 ミラーは今季最終戦ポルトガルGPで、最終ラップまでフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)と付かず離れずのバトル。最後の最後にオーバーテイクを成功させ2位でフィニッシュを果たした。

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 この結果はドゥカティのコンストラクターズタイトル獲得を決めるために十分な助けとなった。そのため来季のファクトリー昇格に際し良い手土産となっただろう。

 プラマックでのラストレースを振り返ると、ミラーはチームには感謝してもしきれないと語った。

「前にも何度も何度も言ってきたけど、(オーナーの)パオロ・シャンピノッティと(チーム代表)フランチェスコ・グイドッティ、そして過去3年間一緒にやってきたプラマックの皆には感謝してもしきれない」

「まず、僕はこれまでのキャリアで3年以上同じチームで過ごしたことがなかった。MarcVDSが最も長くて、それも2年間だった。それ以外はみんな1年間だったんだ」

「3年間一緒に居たというのは、とても長い時間のように感じられる」

「彼らが教えてくれたことは、コース外でもコース内でも、そしてレース以外の人生でも、決して忘れることはない」

「ここに来たときは頭に疑問符もちょっとついていたから、彼らのしてくれたことにはずっと感謝している。つまり、僕は一部の人が間違っていたと証明できたと感じているし、彼らを黙らせることができたと思う。このままうまくやっていけることを願っている」 

 2020年シーズンのミラーの戦績は、優勝こそ記録しなかったが4回の表彰台を獲得。ランキングは3位から7ポイント差の7位となった。

 ミラーは1年間を振り返ると、リタイアが多数あってのこの結果は少し苛立たしいとコメントしている。

「僕は7ポイント差での3位だった。1回のクラッシュを含む4度のDNFがあったのにだ。だからちょっとそこは悔しい。でも今年はみんながそうだろう」

「他の皆もそうだったように、今年はミスがあるとポイントのことを考えてしまうものだ」

「ただドゥカティがコンストラクターズタイトルを獲得できたことはとても名誉なことだし、僕も誇らしいと思わせてくれる。今はそう受け止めておくよ」

「今年みたいな1年でも、“手に入れられるモノ”は手に入れておいた方がいい。勝利はなかったけど、僕らはそこに手を届かせている」

 

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