タイトル獲得のチャンス残るバニャイヤ、ミラーがサポートの可能性「必要ならブロック役もする」

ジャック・ミラーはMotoGPサンマリノGP決勝でチームメイトのフランチェスコ・バニャイヤが先行した場合、彼を喜んで守る準備があると語った。

タイトル獲得のチャンス残るバニャイヤ、ミラーがサポートの可能性「必要ならブロック役もする」

 ミサノ・サーキットで開催されているMotoGP第14戦サンマリノGP予選では、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤがポールポジションを獲得。前戦アラゴンGPから2戦連続のPPとなった。

 チームメイトのジャック・ミラーも2番手に続いており、ドゥカティにとっては絶好の予選結果となったが、ミラーはランキング2番手のバニャイヤがライバルより先にフィニッシュするために、ブロック役となることも受け入れると考えているようだ。

 現在ポイントランキング首位のファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)と、ランキング2番手のバニャイヤとの差は53ポイント。残るレースはサンマリノGPを含めても5レースしかないが、まだ逆転タイトルの可能性は残っている。

 ミラーはアラゴンGPでは『ドゥカティのライダーが勝つなら、誰になっても嬉しい』と語ったが、彼は今回の決勝レースに向けた戦略について、必要な状況になればチームメイトを守ることに喜んで協力すると話す。ただ、まだ戦略について話すには時期尚早だとも語る。 

 “チームプレー”でレースへ挑むのか? そう問われたミラーは次のように答えている。

「つまり、考えとしては常に“ジャックのレース”なんだけど、レースの展開を見守っていこう」

「ペッコ(バニャイヤの愛称)は理論上でも、これまでの経過を見ても、おそらくグリッドで最強だと思う」

「だから、もし彼が“逃げたい”と望むなら、僕は喜んで彼の後ろについて、できるだけブロック役を務めたいと思う」

「ただそういったことについて今話すのは意味がないと思う」

「明日シグナルがブラックアウトするまで待って、自分のポジションや、レース展開、フィーリング、バイクの反応なんかを見るまでは待つ必要があると思う」

 一方で、2連続PPとなったバニャイヤだが、彼はアラゴンGPでの初優勝のあと、高いモチベーションを持ってサンマリノGPへと乗り込んだと語る。そしてVR46アカデミーの取り組みとして、ミサノ・サーキットでのトレーニングを行なっていたことが、得意コースへと変わった鍵だったという。

「初優勝のあと、モチベーションが高くなったのは確かだ。でもホーム戦に向かうのは、いつでも特別なものだ」と、バニャイヤは言う。

「ここに高いモチベーションで挑めているのは、そうしたふたつの事が影響している」

「今年、僕はこのコースをパニガーレ(ドゥカティ・バニガーレV4)でたくさん走り込んでいて、その度にここでのライディングを楽しんできた」

「ミサノは簡単なトラックじゃないし、アカデミーで練習する前は最も苦手なのコースのひとつだったんだ」

「でも今は大好きなコースのひとつだ。ここでのライディングは本当に好きだよ。それもここがテクニカルなトラックだからというだけじゃなくて、ファンの前にいられるからということもある」

「だからモチベーションはとても高い。ここに着いたときから、今日のように速く走る準備はできていた」

「明日のレースに向けて非常に集中しているし、グランドスタンドのみんなには応援して楽しんでもらえればと思う」

 

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