ジャック・ミラー、クアルタラロのアタック妨害で3グリッド降格ペナルティ
ドゥカティのジャック・ミラーは、MotoGPアルゼンチンGPの予選でファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)のアタックを妨害し、3グリッド降格ペナルティを受けた。
ドゥカティのジャック・ミラーは、MotoGP第3戦アルゼンチンGPの予選を11番手で終えたものの、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)のアタックを妨害したとして、3グリッド降格ペナルティを受けた。
アタックを行なっていたクアルタラロは、ターン7への進入でミラーに遭遇した。ミラーはレーシングラインをスロー走行しており、ブレーキングポイントでクアルタラロと横並びとなった。
クアルタラロは適切なブレーキングができずに直進。アタックを中断すると、激しい手振りでミラーへの怒りを露わにした。
クアルタラロは最終的に予選6番手となったが、このラップでもっと良いタイムが出せたと感じているという。
「率直に言って、このコースでは1周目にタイムを出さないと、もう終わりなんだ。ターン6(MotoGPのトラックマップではターン8)は基本的にスピニングするコーナーだからね」
そうクアルタラロは語った。
「彼はラインの真上にはいなかったけど、4速で入っていくような本当に速いタイプのコーナーでは、基本的にレーシングライン上にいれば邪魔になるんだ」
「だから僕としては、あんな風にレーシングライン上にいるのはフェアじゃない」
「ベストを尽くしたつもりだけど、あそこであんなに遅く、激しいブレーキングをしたのは初めてだ」
「グリッド2列目はベストではないかもしれないけど、それが現実だし、ペースはベストではないけど悪くはないから、レースに向けていいポジションにいると思う」
前戦インドネシアGPでは、両者が軽く接触。ミラーはクアルタラロのライディングスタイルを激しく批判していた。
予選Q2ではクラッシュも経験したミラーは、今回の一件について次のように語った。
「今、3グリッド降格のペナルティを受けたと言われたところだ」
「彼らが僕に何を求めているのか分からない。バイクとレザースーツを交換して、両方に慣れようとしていたんだ」
「理解できない。でもとにかく、誰かの邪魔をしようとしたわけではないんだ」
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