シート喪失囁かれるミラー、プラマック降格でも気にせず? 「大事なのはMotoGPで走ること」
ドゥカティのジャック・ミラーはファクトリーチームのシート喪失が噂されているが、「プラマックに戻っても構わない」と本人は考えている。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP2022年シーズンをドゥカティから戦っているジャック・ミラーだが、来季以降についてはシートを失うのではないかと噂されている。そして彼としては、もしサテライトチームのプラマックへ”出戻る”ことになっても構わないという。
MotoGPは2022年シーズンのうち4レースを終えたばかりだが、2023年に向けたライダー達の移籍などに関する予測やウワサが広まってきている。
なかでも、2022年に契約が満了となるミラーは、ドゥカティに残留できないのではないかという見方が開幕直後から出るなど、先行きが不安視されているライダーのひとりだ。グレシーニのエネア・バスティアニーニやプラマックのホルヘ・マルティンらと、サテライトチームのライダーが速さを発揮していることが、その背景にある。
第4戦アメリカズGPで3位となり今季初表彰台を獲得したミラーだったが、このレースではバスティアニーニが優勝。またしてもサテライト勢に先を行かれてしまった。
彼はレース後、プラマックへの降格の可能性があるかと訊かれた。ただミラーは2020年まで所属していたチームへの出戻りとなっても構わないという。
「バイクはどのチームでも良いモノだし、彼ら自体も素晴らしい。それに(プラマックで使っているのは)同じバイクだからね」と、ミラーは言う。
「僕にとって重要なのは、MotoGPで走ることだ。チームについては気にしていないよ。僕の夢はこの世界で生きること、ファンとレースを楽しみたい」
そしてアメリカズGPでの3位という結果が今後のドゥカティの決定に影響を与えるかどうかについては分からないと、彼は語った。
「分からない。僕は自分にできる限りのことをするためにここに居る。もしドゥカティが契約更新してくれれば、素晴らしいだろう。僕はこのチームが大好きだからね。でも契約は僕次第ではないんだ。僕は自分にできることに集中していくだけだ」
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