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KTM移籍のミラー、夢はでっかく「開幕戦で完全適応」!? 史上初3メーカー優勝なるか

ジャック・ミラーは2023年シーズンにドゥカティからKTMへマシンを乗り換えるが、その適応期間をできるだけ短くしていくことに楽観的な姿勢を見せている。

Jack Miller, Red Bull KTM Factory Racing

写真:: KTM Images

 ジャック・ミラーは昨年限りでドゥカティを離れ、2023年シーズンからKTMへ移籍する。マシンの乗り換えという課題に直面するミラーだが、適応に向けて彼はある程度楽観的な様子を示している。

 ミラーはこの5年間をドゥカティ陣営で過ごし、直近2年間はドゥカティのファクトリーチームで戦ってきた。昨年は日本GPでの勝利を含めて表彰台7回を記録し、最終的にはランキング5位となっている。

 グリッド上で最も優れたマシンと言われたドゥカティから、KTMへの移籍……メーカーをまたぐ移籍では新たなマシンへの適応が非常に重要になってくるが、ミラーはある程度楽観的な考えを示している。

 なおKTMにはドゥカティでミラーと組んでいたクルーチーフのクリスチャン・ププリンが加入している。彼はKTMでもミラーとチームを組むことになっているが、馴染みあるメンバーがいることもミラーにとって楽観視する要素となっているのかもしれない。

「メーカーとバイクを乗り換えるのは簡単なことじゃない。特に癖がついてしまっていて、新しいバイクに適応して良い感触を感じられるようにしなくちゃならない時にはね」

 ミラーはそう語る。

「その事例は昨年アプリリアに加わったマーベリック・ビニャーレスを通して見てきたことだ。僕も自分のベストを尽くしていくつもりだ」

「理想で言えば、開幕戦ポルトガルGPでKTMに完全に適応できていればいいだろう。でも目標はできるだけ自然な形でこのマシンに乗ることにある」

「今シーズンの序盤4分の1では、このマシンで何ができるのか、それを理解することがとても重要になってくるだろう」

「(2022年シーズン終了後の)バレンシアテストでは、思っていたよりも多くのことを理解できたよ。比較的すぐに快適に感じることができた」

「バイクについて語られていたことには影響されず、自分自身の感覚でバイクを理解しようとすることに努めていたんだ。バイクにも殆ど触れていなくて、コーナー出口のパワー伝達を良くしようとしたくらいなんだ。ファクトリーのみんなは、このときのコメントからいろいろ進めてくれていると思う」

 なおミラーはMotoGPクラスでこれまでにホンダ、ドゥカティの2メーカーで勝利を収めている。KTMでも勝てば、MotoGP史上初の3メーカーで勝利したライダーとなる可能性がある。

 ミラーのライダーとしてのポテンシャルはこれまでの戦いぶりで既に証明されているが、KTMでさらに歴史に名を刻む実績を残すことができるかには、注目が集まるだろう。

 
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