今シーズン2勝し自己ベストなシーズンを送るミラー「もう二度と落ちたくない」

2021年シーズンこれまでドゥカティ勢で唯一優勝を達成したライダーであるジャック・ミラーは、後半戦で求める安定性を実現するバイクであると信じている。

今シーズン2勝し自己ベストなシーズンを送るミラー「もう二度と落ちたくない」

 2021年ドゥカティのワークスライダーに昇格し、来シーズンも同じくファクトリーチームからの参戦が決定しているジャック・ミラー。今シーズンは第9戦を終えた時点で、100ポイントを獲得。ポイントランキングでは、首位のファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)から56ポイントの差をつけられ、現在5番手に位置する。また同じドゥカティ勢の中では、ヨハン・ザルコ(プラマック/総合2番手)から22ポイント、チームメイトのフランチェスコ・バニャイヤ(総合3番手)からは9ポイント離されている状況だ。

 ミラーはこれまでに第4戦のスペインGPと続く第5戦のフランスGPで2勝を掲げ、今シーズンの優勝数で2番手となっている。しかし、第3戦のポルトガルGPと第9戦のオランダGPでは転倒を期しノーポイントとなるなど、安定した成績を残せていない。

 そのような中、ミラーはデスモセディチにとって優位なサーキットが続く、シーズンの後半戦に焦点を当てていると明確にしている。また後半戦のスタートとなる、第10戦と第11戦の舞台レッドブルリンクはこれまで6大会中、5度ドゥカティが制しているサーキットでもある。

「今シーズンもう一勝できたら嬉しいね。それ以上なら尚更さ。でもそれよりも一度も転倒せず、コンスタントに毎戦良い成績を出すことの方が重要だ」

 ミラーはmotorsport.comのインタビューに対しこのように述べた。

「今シーズン始めの2レース(第1戦カタールGP・第2戦ドーハGP)では思った成績(両レースとも9位)を出せなかった。そしてオランダ(第9戦)でのアクシデントは不必要だった」

 ミラーはこのように強調するも、ドゥカティが2021年に行なったプロトタイプの作業について満足していると語る。

「どのバイクにも長所と短所がある。例えば、ドゥカティは速くて安定しているけど、方向転換をする時は扱いにくいバイクだ。でも他のメーカーのライダーと話をすると、彼らはドゥカティの加速とパワーを手に入れたいって言うよね」

「他のバイクばかり見ていることはできない。今自分の持っているバイクに作業を集中させるべきだし、そこで何ができるのかを突き詰めることが必要だ」

 ミラーは母国オーストラリアの新型コロナウィルスへの規制により、この1ヵ月のサマーブレイクはヨーロッパでトレーニングを行なわなければならず、拠点とするアンドラに滞在している。

 

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