メーカー移籍は至難の業? 「適応に2〜3年は必要」と経験者ミラー語る

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メーカー移籍は至難の業? 「適応に2〜3年は必要」と経験者ミラー語る
執筆:
2019/12/18 6:49

プラマック・ドゥカティのジャック・ミラーは、MotoGPライダーであろうとも、他メーカーのバイクに適応するには2〜3年の時間を要すると持論を語った。

 2018年にホンダからドゥカティへ移籍したジャック・ミラー。プラマックで2年目のシーズンとなった2019年は、終盤6戦で3回の表彰台を獲得している。

 ミラーはMotoGPでメーカー間を移籍して成功を収めた数少ないライダーだ。ドゥカティからホンダへ移籍したホルヘ・ロレンソは適応に苦しみ引退に追いやられ、ヨハン・ザルコもKTMへ適応できず、その契約を1年も立たずに終了させている。

 そしてミラーはマシンの乗り換えの難しさを説き、そうした苦戦にも理解を示した。

「MotoGPの歴史においても、他メーカーのマシンへの乗り換えというのは難しいことなんだ」と、ミラーは言う。

「“違う”バイクに乗るんだ。僕としては(適応に)2〜3年は必要だと思っている。そして30代なんかになれば、バレンティーノ・ロッシでもなければ2,3年というのは長い時間なんだよ」

「それぞれのバイクでタイヤがどう機能するか、何がそのバイクの強みなのかを理解するのが一番難しいんだ。そして、冬季テストではそれは分からない」

「レースでの経験が必要なんだ。それを積むのが難しいんだけどね」

 ミラーはドゥカティファクトリーチームへ昇格することを果たすために、KTMからのオファーも断ってサテライトチームに留まってきた。

 2020年のドゥカティファクトリーチーム入りは実現しなかったものの、ミラーは2021年の昇格を狙っている。2020年末には有力ライダーが引退する可能性もあるため大シャッフルが起こることをミラーは予想しているのだ。

「僕の目標はドゥカティのファクトリーチームに行くことだ。もしそれが叶わないなら、確かに他のシートを探すことになるかもしれない」

「何人かのライダーは最後の契約だろうし、新しい血が入ってくるのはとても良いことだと思う。みんなベテランの姿を見たいと思っているだろうけど、新手が入ってきて、上手くやっているのを見るのはとても良いことだよ」

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この記事について

シリーズ MotoGP
ドライバー ジャック ミラー
チーム Pramac Racing
執筆者 Valentin Khorounzhiy