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ジャック・ミラー、KTMへの適応は予想より早く・楽! 「最初からかなり良い感じだった」

ジャック・ミラーはバレンシアテストでKTM・RC16の初ライドを完了。マシンへの適応も予想より早く、かつ簡単で良い1日になったと語った。

Jack Miller, Red Bull KTM Factory Racing, Christian Pupulin

Jack Miller, Red Bull KTM Factory Racing, Christian Pupulin

Gold and Goose / Motorsport Images

 ジャック・ミラーはプラマック、ドゥカティファクトリーとここ5年間をドゥカティ陣営で過ごしていたが、2023年からはKTMへ移籍。先日行なわれたテストでの初乗りはかなりポジティブなものだったという。

 MotoGPは11月6日に2022年最終戦バレンシアGPが行なわれたばかり。しかし中1日を挟み、はやくも2023年シーズンに向けた最初のテストが実施された。

 このテストはメーカーを移籍したり、最高峰クラスに昇格したりするライダーにとって”初乗り”となることが多い。プレシーズンテストは2月まで待つ必要があるため、それだけにバレンシアテストはチームやマシンへ適応するために貴重な機会となる。

 そのひとりであるミラーはKTM・RC16で走行を重ねると、最終的に1分30秒787をマーク。彼がバレンシアGPでドゥカティのマシンで記録したタイムからは開きがあるものの、初乗りとしては悪くないものだろう。

 テスト後にミラーは、予想よりも早くかつ楽に適応を進められたと語っている。

「とても楽しかったよ」と、ミラーはMotoGP.comに語っている。

「今日は練習するには最高の天気だった。風はちょっとあったけど、早めにコースへ出て、セッションの最後まで走ることができた」

「たくさん周回を重ねて、チームを理解して新しいバイクを試すのは凄く楽しかった。良い1日だったね」

「長い間他のバイクに乗っていたけど、最初からかなり良い感じだった。テストには満足しているよ」

 なおミラーはテストのタイムについても、アタックは行なっていないため、他よりも遅くなっていたのだと説明している。

「アタックラップも何周かしたかったけど、とにかくテストには満足している」

「僕らはこうした作業を続けなければいけないんだ。今回のテストでは多くの経験を積み、理解を深めることができた。そういうのがとても大事なんだ」

 
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