ジョアン・ミル、レプソル・ホンダ入りは”長年の夢”「簡単ではないけれど、期待は大きい」
レプソル・ホンダに移籍したジョアン・ミルは、2023年シーズンの開幕を前に、ホンダのファクトリーチームに加わることを長年夢見ていたと語った。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
2020年のMotoGP王者であるジョアン・ミルは、スズキの撤退に伴いレプソル・ホンダに移籍。彼は、ホンダのファクトリーチームに加わるのは長年の夢だったと明かした。
ホンダのエースであるマルク・マルケスのチームメイトは2018年にダニ・ペドロサが引退して以降、毎年のように変わっており、ミルはこの6年で5人目のライダーとなる。
ミルの前任である4人のライダーはいずれも適応に苦戦。さらにホンダ自体も苦戦を強いられるようになってきており、2023年のプレシーズンテストも厳しい結果に。これを受けてマルケスは、開幕時点でホンダはタイトルコンテンダーではないとコメントしている。
ミルも開幕戦ポルトガルGPと同じアルガルヴェ・サーキットで行なわれたテストを最終的に13番手で終えており、ディフェンディングチャンピオンであるフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)と0.8秒ほどの差をつけられている状態だ。
それでもミルは、テストでのマシンの改良において、自分とチームが「素晴らしい仕事をした」と語った。
「このチームに移籍することは、僕にとって大きなチャレンジだった」
「このチームの一員になることは、長い間夢見てきたことだ。今は、チームを機能させるために、あらゆる努力をしなければならない」
「この冬は大変だった。違うメーカーに移籍して、根本からまったく違うマシンを使う場合、このハイレベルなMotoGPでは、最後の10分の1秒を見つけるのは難しい」
「僕たちは集中力を高め、すべてのテストにおいて改善を試みてきた。僕たちは素晴らしい仕事をしてきたと言えると思う。僕はハッピーだ」
「常にもっと多くの成果を求めているし、トップの人たちとの差を縮めたいと考えているけど、それもプロセスの一部だと思う」
チャンピオンを獲得した2020年も含め、MotoGPでは通算1勝にとどまっているミル。2023年に向けては依然として高い期待を持っていると認めている。
「予想を立てる時、最も重要なことは地に足をつけて現実的になることだ」
「僕のキャリアにおける大きな変化だし、これまでの挑戦(スズキ時代)もそうだったように、適応するためにはある程度の時間が必要だろう」
「僕にとって最も重要なことは、このマシンでレースごとに、そして日々進化していくことだ」
「毎日このマシンに適応していることを感じ、さらにエンジニアに良いフィードバックを与えて、パッケージの改良につなげるんだ」
「すべてをまとめるのは簡単ではないけれど、期待は大きい。シーズンをトップで終えたいし、そのためには、まず(トップから)離れないようにしなければならない」
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments