「ホンダはかつて無いほど懸命にやっている」契約延長したジョアン・ミル、改善に信頼寄せる
レプソル・ホンダのジョアン・ミルは後半戦の開始を前に、ホンダがかつて無いほど懸命にバイクの改善に向けて取り組んでいると語った。
レプソル・ホンダは2024年シーズンも苦戦が続いているが、ライダーのジョアン・ミルはホンダがかつて無いほどに懸命に取り組んでいると語り、今後に期待を持っている様子だ。
MotoGPのサマーブレイク期間にミルはホンダとの契約延長が発表。2026年まで引き続きホンダのファクトリーチームでMotoGPを戦っていくことになった。
ただそのホンダは大苦戦から今年も抜け出せていない。前半9戦では昨年よりもポイントを獲得できておらず、非常に苦しいポジションにある。
ミルはそうした中でもホンダに残ることを選んだが、「契約更新が最も自然なステップだった」と語っている。
「2023年から僕はホンダに加入して、その状況を好転させるという課題に取り組んできた。ホンダは困難な時期を過ごしていて、この2年間はバイクに競争力を取り戻すという点では十分ではなかった」
「つまり、僕がここで去れば、自分たちで決めた目標を達成できなかったことになる。でもパドックの誰もがホンダの力を知っている。問題は、それがいつになるかなんだ」
「僕らの目指す進歩や彼らのプロジェクトを考えると、今シーズンの終わりにはいくつか進歩が見えてくると思う。この2年間は難しい時間だったけど、ここで去ってしまうのは意味の無いことだ。状況を好転させることができれば嬉しいし、僕らにふさわしいポジションに戻るために、もう2年を確保したのは良いことだ」
ミルによると後半戦最初のレースとなるイギリスGPではアップデートは無いものの、その次のオーストリアGPでアップデートを見込んでいるといい、ホンダもかつて無いほどに努力していると語った。
「ホンダは近年で僕がこれまでに見たことのないほど、懸命に取り組んでいる」
「ただシルバーストンでは大きなアップデートはない。オーストリアではいくつかパフォーマンス上の改善が見られるだろうし、それを期待している」
「テスト面でもシーズン後半にはかなり忙しい計画が立てられているんだ。そうしたステップによって、少しづつでもトップへ近づけるかどうかを確かめるのは楽しみだ」
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