スズキのミル、自己ベスト予選2番手に自信深める「これまで以上に強さを感じられる!」
スズキのジョアン・ミルはMotoGP第5戦ポルトガルGP予選で、キャリアベストとなる2番手を獲得。ミルは予選後、マシンにこれまで以上の強さを感じられていると自信を見せた。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
スズキのジョアン・ミルは、MotoGP第5戦ポルトガルGPの予選で2番グリッドを獲得。キャリアベストとなる結果に、彼はこれまで以上の強さを感じられていると、自信を示した。
ポルトガルGP予選で、ポールポジションを獲得したのはプラマックのヨハン・ザルコ。ミルはそこから約0.2秒差での2番手となった。
キャリアベストの位置から決勝レースを迎える事になったミル。予選後の会見では、2022年型マシンに自信を感じており、これまで以上に強さも感じられていると話した。
「ポジションについても嬉しいし、それ以上に自信を感じられていて満足している」と、ミルは語った。
「開幕戦カタールからしっかり自信を築き上げてきている。一步ずつ良くなってきているんだ」
「正直に言って、これまで以上に強さを感じるし、準備ができているように思える。凄く良い感覚があるんだ。それにこのコンディションでああした走りをするには、自信が必要なんだ」
「バイクに良いフィーリングがなければ、100%プッシュすることはできない。僕らはそれをこなすことができたから、満足しているよ」
ミルはチャンピオンに輝いた2020年のヨーロッパGP(バレンシア)以来、勝利を記録できていない。今回は、ようやくそうした停滞を打破できる状況にあるのではないかとも彼は尋ねられた。
すると彼は「何ができるかは分からない」と言う。ただ通常は得意ではない前戦アメリカズGPで良いレースができたため、より良いポジションにいると感じられている様子だ。
「僕らは良い形でシーズンのスタートを切れたと思う。華々しくはないけど、良いスタートをね」
「とてもコンスタントに来ていた。僕は何か失っている部分もあったけど、オースティンでそれを理解することができた」
「オースティン普段、僕があまり好きじゃなく、速くないコースなんだ。でも素晴らしいレースができたし、力強くフィニッシュすることができた」
「自分のスタイルにより合致するコースでは速さを発揮できるだろうというのは分かっていた。そしてこれまでスピードを積み重ねてきたし、このバイクと一緒に良くなっていると思う」
「僕らが勝つために、何ができるかは分からない。でも良いステップで前進しているし、戻りはしない。コンスタントに、そして速さを見せつつ、進んでいかないとね」
ミルが予選2番手と好調な一方、チームメイトのアレックス・リンスは苦戦し、Q1敗退の23番手と下位に沈んだ。
リンスは、この厳しい予選結果については自身の戦略ミスだったと語っている。
「Q1で起きたことだけど、僕らはベストな決断を下せなかった。僕は皆がしているようにレインタイヤで予選を始めたんだ」
「そしてボックスに戻って、僕はスリックタイヤへと変更することに決めた。この決断自体は良いモノだったんだ。でもアウトラップでかなり苦戦してしまって、何度もリヤを滑らせてしまっていた」
「それでまたボックスに戻ることに決めたんだけど、これが問題だった。アタックのチャンスが1度しかなかったんだ」
「1分50秒0を刻むことができた。でもイエローフラッグが出ていて、ポジションを改善することができなかったんだ」
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