「幸運とか不運とか信じない」巻き込まれクラッシュ連発のジョアン・ミル、原因は遅いホンダのマシン?
ホンダのジョアン・ミルは、MotoGPチェコGPでまたしてもライバルの転倒の巻き添えでクラッシュを喫したが、彼はこれを単に「運が悪いから」とは捉えていない。
Joan Mir, Honda HRC
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第12戦チェコGPで、ホンダのジョアン・ミルはまたしてもライバルの転倒に巻き込まれてしまった。しかし彼は何度も起きるこうしたアクシデントを、単なる不運と片付けることを良しとしていない。
ミルはチェコGP決勝で5番グリッドと好位置からスタート。しかし序盤2周目のターン12で、アレックス・マルケス(グレシーニ)がイン側を突いて来た際に転倒すると、それに巻き込まれる形でクラッシュしてしまった。
今シーズン、ミルはこうしてライバルの転倒に巻き込まれる事例が何度も発生している。フランスGP、アラゴンGP、オランダGP、そしてチェコGPのわずか1週間前のドイツGPでも、小椋藍(トラックハウス)の転倒に巻き込まれたばかりだった。
この巻き込まれっぷりは“不運”としか言えないように思えるが、ミルはこの2文字で説明を済ませる気はない。本人はむしろ、ホンダRC213Vが抱えている問題が、こうしたもらい事故に巻き込まれる要因になっていると冷静に指摘した。
「僕は幸運とか不運とかは信じていないんだ」とミルは言う。
「こういった状況で、このバイクで戦うと難しい状況に陥ってしまうんだ。僕らは時速5~10kmくらい遅くて、それが今日のような状況を引き起こしかねないんだ。周囲のライダーが思っていたよりもエキサイトしてしまうんだ」
「こっちが不利な状況でブレーキングに臨んでいて、後方から迫るライダーが少し楽観的すぎると、今日のようなことが起こり得るんだ。サーキット全体で何度か接触があって、あの位置でアレックスに後ろから接触されて転んでしまったんだ」
「このバイクは他のライダーと比べて不利だから、プッシュしている度に、なにかが起こってしまうんだ」
MotoGPはチェコGPを終えて、約1ヵ月間の夏休みに入る。ミルは手を休めず、日本に飛んでマシンの改良作業に取り組むことになるという。
「明日は風洞試験などをするために、日本に向かうことになる。いつ改善できるのか、話し合いをするのも大事なことだ」
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