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ジョアン・ミル、今もスズキのMotoGP撤退を理解できず「MotoGP以上の宣伝ツールはないのに……」

ジョアン・ミルは、スズキがMotoGPを去るという決定をいまだ理解できておらず、MotoGPがスズキに与えたものを再現することは「いかなる宣伝活動にも」できないと述べている。

Alex Rins, Team Suzuki MotoGP, Joan Mir, Team Suzuki MotoGP

 2020年のMotoGP王者であるジョアン・ミルは、スズキにとってMotoGPほど魅力的な宣伝活動はないだろうと語った。

 スズキは、2026年までMotoGPに参戦する契約を結んでいたにも関わらず、5月のスペインGP後、撤退を検討していることが明らかとなり、結局その方針は転換されることなく今季限りでの撤退が決まった。スズキは財務上の懸念と自動車産業の変化をその理由に挙げている。

 衝撃的な決断が尾を引いたのか、ミルとアレックス・リンスは中々結果が残せないレースが続いたが、リンスはオーストラリアGPでシーズン初優勝。さらにスズキにとってのラストレースとなる、最終戦バレンシアGPでも勝利し、有終の美を飾った。

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 一方、バレンシアGPで6位だったミルは、「スズキにとって最後のレースをこうして終えられて感慨深い」と語った。

「日本で、彼らはおそらく後悔することになると思う。でもこの決断をするくらいだから、大きな理由があったんだ」

「スズキが自分のために、自分のためにしてくれたことに感謝したい。常にトップを走り続けてくれた、スーパーチームにも感謝している」

「後悔するかどうかは分からないけど、僕から見れば様々な側面を考えたとしても、僕たちがこの美しいバイクと美しいチームと共にMotoGPにいることによって得られるイメージは、どんな宣伝活動でも得られないモノだと思う。彼らは他のことに投資したいのかもしれないけどね」

「だから、彼らがなぜこのような決断をしたのか、僕にはよくわからないんだ。でもいずれにせよ、彼らには彼らの理由があるのだろう」

 バレンシアGPの序盤、ミルは表彰台を狙える位置にいたが、チャンピオンを争うフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)をパスするのに時間がかかり、終盤にはトランスポンダーの問題で電子制御がうまくいかなくなったという。

「本当にいいレースだった。楽しかった」とミルは語った。

「もっと改善できることがあったとすれば、バニャイヤに対してもう少しアグレッシブにいくこと、それによって少しタイムをロスしてしまったということだ」

「でも、もし僕が彼の立場だったら、クレイジーな走りをされるのは嫌だろうね。だから、もっと前でゴールするために重要な3、4周をロスしてしまった」

「そして最後の3周でトランスポンダーのトラブルが発生し、マシンの電子制御が完全にできなくなってしまった」

「そのためにポジションをひとつ下げてしまい、ペースも少し落ちてしまった。ちょっと不運だったけれど、何とかレースを終えることができた」

「ペースには正直言って満足している。シーズン全体としては、いつも問題があって、不運もあり、ミスもあったので、がっかりしている」

 
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