スズキ、インドネシアGPは厳しい? ジョアン・ミル「ポジティブなコトは何もなかった」
スズキのジョアン・ミルはMotoGPインドネシアGP初日を20番手タイムで終えているが、「ポジティブなモノは何もなかった」と語っている。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第2戦インドネシアGPが開幕。その初日の走行で、スズキのジョアン・ミルはポジティブなモノは無かったと苦しい状況を明かした。
ミルはインドネシアGP初日で技術的な問題に悩まされ、さらにFP2終盤のアタックアップも黄旗によって上手く行なうことができず、20番手と下位のタイムに。結果として予選をQ1からスタートする危機に直面している。
「正直、今日のFP2はタフだった」と、ミルは言う。
「いくつかメカニカルな問題を抱えてていて、フロントブレーキにもトラブルがあった」
「ベストなFP2ではなかったね。ソフトタイヤを履いていたけど、黄旗のせいでタイムを更新することもできなかった」
「速く走ろうとするたびに黄旗に邪魔されて、スローダウンするしかなかった。FP2について言えばポジティブなコトは何もなかったよ。話すことが無いんだ」
ミルは前述の問題については説明をしなかったが、これまでに発生していなかったモノだと明かしている。
さらにインドネシアGPでは、ミシュランが高温環境への対策として持ち込んだより硬いケーシングのリヤタイヤがスズキにとってはネガティブに働いているようだ。
「リヤのミディアムタイヤについては、機能させるのが難しかった。特にさっき話した問題のせいで、走り込むことができなかったのもある」
「タイヤは良くなっていくとは思う。走り込む必要があるけど。まったくポジティブな1日じゃなかったよ」
「今日ポジティブだったのはソフトタイヤを履いて戻ったときだ。たとえ問題があろうとも、フィーリングが戻ってきたからね」
なおチームメイトのアレックス・リンスは総合10番手タイムで予選Q2直接進出圏内に入っている。しかしリンスは体調不良を抱えているため、スズキにとっては厳しい状況が続いている。
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