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転倒続きのジョアン・ミル、ホンダへの適応はまだ遠い?「自然にやろうとすると転倒してしまう」

ジョアン・ミルは今季ホンダ加入後に転倒回数がかなり多くなっている。彼はフランスGPも転倒で終えているが、RC213Vで自然なスタイルで乗ろうとすると転倒してしまうと語った。

Joan Mir, Repsol Honda Team

写真:: Marc Fleury

 ジョアン・ミルは2023年シーズンからホンダに加入したが、序盤戦の段階では転倒を数多く経験している。ル・マンのブガッティ・サーキットで行なわれたMotoGP第5戦フランスGPでも転倒リタイアに終わっているが、まだ自然なライディングができないと彼は語った。

 ミルはフランスGP決勝を16番手と後方からのスタートだったが、1周目を11番手で終え、2周目には10番手とかなりの挽回を見せた。しかし3周目にブレーキングでミスがあり一気に最後尾まで後退してしまった。

 その後ミルはまずまずのペースで追い上げを見せたものの、中盤の13周目に転倒し、レースをリタイア。なおこれが今季11回目の転倒だった。

「かなり良いスタートが切れていたんだけどね」と、ミルは言う。

「でもアレイシ(エスパルガロ/アプリリア)の後ろでスリップに入ってターン8に向かったところで、グラベルに突っ込むことになり、最後尾に落ちてしまった。10番手集団のスリップでマシンの減速が難しくなっていたんだ。ハードブレーキングの準備をしておく必要ががあったんだけど、僕はミスしてしまった」

「3日目(決勝日)にバイクを改善することができた。2日目は1分33秒台だったけれど、決勝レースでは1分32秒台前半で乗れていたんだ。前方で走るようにプッシュしなくていいという”下駄”はあったけどね」

 ベストラップで比較すると、ミルはチームメイトのマルケスと比較して約0.4秒の差となっていた。優勝したマルコ・ベッツェッキ(VR46)との差が0.5秒となるが、LCRホンダ勢よりかは速いタイムをミルは記録している。

 ただミル本人は良いラップを刻めているものの、安定性を欠いており、自分の自然なライディングスタイルで走ろうとすると転倒してしまうと、まだ問題があると述べている。

「良いラップも刻むことができたけど、一貫性がないんだ。今は様々な物事が僕にとって凄く不自然な方法になっていて、かなり力ずくでやらなくちゃならない。それが少し僕の自然なスタイルに戻ると、転倒してしまう」

「何が起こったのかと言えば、フロントから本当にいきなり滑ったんだ。今年の他のレースであったのと同じようにね」

「当然ル・マンで満足できたわけじゃない。でもポジティブなこともあった。転倒する前の数周がそうだし、スタートも凄く良かった。それはポジティブだよ」

「グラベルに飛び出した件は残念だ。あれがなければかなりまともなレースができていただろう」

 MotoGPは6月中旬の次戦イタリアGPまで小休止となる。ミルはトレーニングをしっかり行なって、次の3連戦に備えたいと語った。

「上手くいっているときは、休み期間も落ち着いていられるものだ。でも今は落ち着いてしっかりとトレーニングを行なって、次の3連戦に備えることが一番賢い方法だと思う」

「この休みは、僕が日によって1秒も遅くなるのはなぜか、それをチームに探ってもらう上でも重要だと思う」

 
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