ジョアン・ミル、アルゼンチンGPスプリントで転倒。検査のため病院へ搬送される

　MotoGP第2戦アルゼンチンGPのスプリントレースが4月1日に行なわれた。このレース中、ジョアン・ミル（レプソル・ホンダ）が転倒しており、足首の検査のため病院へ搬送された。

　ミルは予選ではQ1を突破できず、スプリントレースを最後尾となる18番手からスタート。それだけに追い上げを目指したいところだったが、彼はオープニングラップのターン7で転倒してしまい、ほとんど走ることができなかった。

　転倒後、ミルはメディカルセンターで右足首の検査を受けた。深刻な怪我は負っていないとされたが、その後さらなる検査のため、近隣の病院へと搬送されることになった。

　ホンダの声明は次のとおりだ。

「転倒によって、ジョアン・ミルは大きな衝撃を受けているため、さらなる予防的な検査のためにサンティアゴの病院へ搬送される」

「サーキットのメディカルセンターにおける初期検査では、大きな怪我は見つかっていない」

　なお病院へ搬送にあたっては、転倒後にできた頭部のコブを検査する目的もあると見られている。

　ホンダは開幕戦ポルトガルGPでチームメイトのマルク・マルケスが転倒。右手親指を骨折してしまい、第2戦アルゼンチンGPを欠場することになっている。そのためもしミルに大きな怪我が見つかった場合、4月2日に行なわれる決勝レースはレプソル・ホンダとしてライダーを走らせる事ができない可能性もある。