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2020年、誰が王者に? ミル、クアルタラロのトップ2「それを話すのはまだ早い」

スズキのジョアン・ミルは高い安定性を示し9戦を終えてランキング2番手につけている。ただミルは自身が今季のタイトル候補と考えるには“まだ早い”と冷静な見方を崩していない。

Joan Mir, Team Suzuki MotoGP

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 2020年のMotoGPにおいて高い安定性を示してランキング上位につけているのが、スズキのジョアン・ミルだ。

 彼は直近の第9戦カタルニアGPでは予選8番手から2位でフィニッシュ。ここ5戦では表彰台を4回獲得となり、抜群の安定感を示している。

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 現在、ミルはチャンピオンシップで首位のファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)からわずか8ポイント差の2番手につけている。今季の残りレースは6戦で、十分にタイトルを争っていけるポジションだろう。

 ただミル本人は極めて冷静な様子で、クアルタラロも、そして自分もタイトルの最有力候補だとは考えていないと語った。

「今それを言うのは時期尚早だ」

 タイトルがクアルタラロか自身の間で揺れ動いていると考えているかと問われたミルは、そう答えた。

「もちろん、僕らはグリッド上でもコンスタントなライダーで、ランキングとしても非常に接近しているのは確かだ」

「でもとても速いライダーたちがいるのも事実だ。この先のチャンピオンシップではまだたくさんのポイントが稼げるし、本当に強いライダーがたくさんいるんだ」

 今季3勝と、唯一複数回の勝利を記録しているクアルタラロも、ミルのこうした見解に同意している。

「うん、これまでのチャンピオンシップ8戦では、皆に浮き沈みがあったのを見てきた。そしてある瞬間では、25ポイント以内に9人が収まっていることだってあった」

 クアルタラロはそう語る。

「だから、僕らとしてもどうなるかはわからない。本当になんと答えればいいかわからないんだけど、僕らふたり(のどちらかがタイトル候補)だと言うのは早すぎるよ」

「まだ多くのレースがあるし、小さなミスが大きな損失になることだってあるんだ」

「同じようにここに留まるためのハードワークを続けていこう。どのレースも最大限の力を尽くすんだ」

 ミルはカタルニアGPで非常に印象的な追い上げを見せ、クアルタラロまであと0.9秒の位置にまで迫っていた。彼はレース中に、ジャック・ミラー(プラマック)を追い抜けずにラップを消化してしまったことが、優勝のチャンスを失わせたと考えているようだ。

「ジャックはいつもオーバーテイクするのが難しいし、最初のラップではもっと難しいんだ」と、ミルは言う。

「それで数秒を失ったことは確かだし、おそらくそのツケがレースに効いたんだろう。でも僕は何もできなかった」

「彼は彼の手札で戦っているだけだ。序盤、彼はもの凄く速く走って、それからタイヤにかなり苦戦していた」

「僕は序盤にもっとスムーズに走れていて、タイヤを節約していたんだ」

「僕が考えていたのはそれだけだった。でも僕はグリップを残していて、一方で皆がグリップを落としていたんだ。ただ僕は序盤に彼らと同じ程には速くなかったからでもあるけどね」

 

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