ミルのジャンプスタート、原因は“複雑な”スタート手順? 「ローンチコントロールをオンにしてるか不安になって……」

スズキのジョアン・ミルはMotoGPエミリア・ロマーニャGPでジャンプスタートを切ってしまったが、その原因はローンチコントロールシステムを動作させていたかどうかわからなくなり、混乱してしまったことにあったようだ。

ミルのジャンプスタート、原因は“複雑な”スタート手順? 「ローンチコントロールをオンにしてるか不安になって……」

 MotoGP第16戦エミリア・ロマーニャGPで、スズキのジョアン・ミルはジャンプスタートを切ってしまい、レースも転倒リタイアという厳しい結果に終わってしまった。彼は今回のスタートミスの原因について、ローンチコントロールシステムを動作させたかどうか分からなくなってしまったことにあると語る。

 18番手と後方スタートとなったミルは、ジャンプスタートに対する罰則として、ダブルロングラップペナルティが決定。しかし彼は、レース2周目にダニーロ・ペトルッチ(テック3)と接触し転倒。リタイアでレースを終えることになった。

 エミリア・ロマーニャGPを振り返ったミルは「まあ、正直に言って厳しい週末だった。こうした週末は、まとめ上げるのも難しいんだ」と語っている。

 そしてレーススタート時にジャンプスタートを犯してしまった点については、スタート手順でローンチコントロールを作動させたかどうか分からなくなり、混乱していたことが原因かもしれないと語りつつ、現在のスタート手順は非常に複雑なモノになっていると主張した。

「レーススタート時に、ジャンプスタートを犯してしまった。僕はローンチコントロールを(オンに)していたかどうか不安になっていたんだ。結局のところ、フロントとリヤ(のホールショットデバイス)、ローンチコントロールとやることがたくさんあるんだ」

「その状況に対処するのはちょっと難しい。もちろん18番手からのスタートという状況にもね」

「でもそれはともかく、チームのみんなには謝りたい。このレースは完全に僕のミスだった」

「この状況を上手く乗り切る方法が分からなかったから、満足はできていない」

「僕らはこの週末を振り返って、なぜ18番手からのスタートになってしまったのかを理解する必要がある」

「それがまずやることだ。ウエットで良いポテンシャルを示していたにもかかわらずだから、とてもフラストレーションの溜まるモノなんだ」

 なおミルはペトルッチとのインシデントに関しても謝罪しており、タイヤの左サイドが冷えていたことが原因だったと語っている。

「ダニーロをオーバーテイクしようとした時は、別にクレイジーな動きというわけじゃない」

「この気温だと、序盤の周回では、タイヤの左サイドには少し気をつけないといけないんだけど、向きを変えていく時にフロントのグリップを失ってしまった」

「でもこの動きは、彼に当たろうとか、無理な動きをしようとしたものじゃないんだ」

「それがダニーロも怒っていない理由だと思っている。僕もやりたくてやったモノじゃないから、彼に謝罪したんだ」

「それと、MotoGPで18番手からのスタートというのもまた大変なんだ。全てのライダーが接近してレーシングラインに向かうんだからね」

「クレイジーと言える。18番手からスタートして、前にはたくさんのライダーがいて凄くカオスな状況なんだ。ダニーロに怪我が無くてよかった。もちろん、クラッシュしようとしたわけじゃない」

 

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