MotoGPミサノ2連戦、今季初の観客入りレースに? 最大1万人の入場許可得る
9月にミサノサーキットで行なわれる予定のサンマリノGPとエミリア・ロマーニャGPは今シーズン初めて観客を迎え入れてのレース開催となる許可を得た。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
2020年シーズンのMotoGPは、新型コロナウイルスの影響で大きくスケジュールが変更。7月からなんとか再開を迎えたが、ウイルスの感染拡大を防ぐために無観客でのレース実施が続いている。
ただ、9月にミサノ・サーキットで開催予定のサンマリノGPとエミリア・ロマーニャGPは、最大1万人の観客を迎え入れる許可を得たようだ。その際、安全を確保するために、各グランドスタンドの専用駐車場の設定や、散策の不許可など、観客の相互接触を防ぐためのプロトコルが用意されている。
サーキットの声明には、観客を迎え入れられることを楽しみにしていると記されている。
「この決定は、我々をワクワクさせるモノだ。というのも、特定の条件下で世界規模のスポーツをファンの前でついに再開できる青信号を表しているからだ」
「1ヵ月後には、マルコ・シモンチェリ・サーキットへ毎日1万人の観客を安全に迎え入れる準備が整い、2週間で延べ6万人が生でショーを見ることができる」
「エミリア・ロマーニャ州、そして州知事が我々のプロジェクトに耳を傾け、注意深く評価してくれたことに心から感謝したい」
「もちろん、昨年のように16万人を招くわけではない。だが我々は数週間前まで不可能か、もしくはそれを確約するには非常に複雑だと思われていたチャンスを得ることができたんだ」
「いずれにしろ、今回のようなイベントは観光産業へのサポートになる。それは忘れるべきではない。MotoGPキャラバンは少なくとも3000人(実際には1600人程度にドルナが減少させている)の人々が滞在することになる」
なおMotoGPは今週月曜日に、第15戦としてポルトガルGPを11月22日にアルガルヴェ・サーキットで行なうことを発表。今季の開催カレンダーが確定された。
その他国際モータースポーツでは、9月27日に決勝レースが予定されているF1ロシアGPでも観客を入場させることを目指し、チケット販売を再開させている。
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