フランコ・モルビデリ、他メーカーへの興味も!? 全てはヤマハのサポート次第か
ペトロナス・ヤマハSRTのフランコ・モルビデリは2022年の契約について現在どこのチームとも話し合いを交わしていないが、他メーカーからの関心は認識していると語った。
MotoGPの2020年シーズンをランキング2位で終えたペトロナス・ヤマハSRTのフランコ・モルビデリは、2021年と2022年の2年契約を同チームと交わしている。しかし、SRTは来年の契約についてまだ確認をしていないようだ。
最近ドゥカティとの契約も噂をされているバレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)チーム率いるVR46はヤマハと2022年からのタイアップを検討している。
これまでの2021年シーズン前半を思い通りの成績で収められていないモルビデリだが、自身の置かれた技術的な状況に関してヤマハに対する不満を顕にしている。彼は昨シーズン3勝を収め、ヤマハ陣営のトップ成績でシーズンを終えたにも関わらず、2019年型の“Aスペック”と呼ばれるYZR-M1を操らざるを得ないのが現状だ。
ただこのような状況ではあるが、モルビデリは2021年以降もSRTとの関係を継続することを望んでいる。しかしそれと同時に、他の選択肢に興味があることも確からしい。
「僕はヤマハが好きだ。だからこの関係を継続したいと思っている」
モルビデリはそう語る。
「もし最新型のマシンのサポートを受けられることになるのなら、ヤマハへの思いはさらに大きくなるだろう」
「ヤマハと僕のチームの関係のような確認事項もあるし、もう少し時間を置く必要があるね。まだ明確なものは何もないんだ」
「ヤマハから何を望むのかを示すことは大きなことだ」
「第一に僕が確認しなければならないことは、ヤマハがチームと今後も関係を継続させるつもりでいるかということだ。その点が、僕がヤマハに対して質問事項を考える上で大きな壁となっている」
「他のチームとは個人的に話したりはしていない。でも他のファクトリーからの関心があるのは確かだし、それは意識もしているよ」
モルビデリは表彰台を獲得した第3戦スペインGPの後、リン・ジャービス(ヤマハマネージングディレクター)と現状の技術的な状況に対し率直に話し合ったことを認めている。
ジャービスは以前、モルビデリはファクトリーマシンへ乗るに値すると述べていたが、2021年のマシン使用が決定された時には不可能だった。
モルビデリは現在、チャンピオンシップ首位のファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)から46ポイント差の8番手。前戦フランスGPではフラッグ・トゥ・フラッグのレースで転倒を喫し16位とポイント圏外に留まった。
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