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モルビデリ「ヤマハに“貸し”があるわけじゃないけど、昇格に値すると思っていた」

ヤマハのファクトリーチームへの昇格が決まったフランコ・モルビデリ。彼は自身の旧型マシンでのパフォーマンスがファクトリーチーム加入に値すると考えているものの、ヤマハ側にそうする義務はなかったと語っている。

Franco Morbidelli, Petronas Yamaha SRT

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 ヤマハは、契約を早期に終了させたマーベリック・ビニャーレスの後任として、これまでサテライトチームのペトロナス・ヤマハSRTから参戦していたフランコ・モルビデリを昇格させ、第14戦サンマリノGPから起用。さらに2023年までの契約を結ぶことを決定した。

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 モルビデリは2020年シーズンに型落ちのYZR-M1を使用しながらも、3勝を挙げてランキング2位を獲得する印象的な活躍を披露。しかし2021年にファクトリーチームへ昇格することは叶わず、ペトロナス・ヤマハSRTからの参戦を継続することとなった。しかも今シーズンも、ヤマハは“Aスペック”と呼ばれる非ファクトリー仕様のマシンをモルビデリに供給し続けていた。

 そんなモルビデリは、ようやくヤマハのファクトリーチームへ昇格する事になったが、彼は自身がファクトリーチームへの昇格に値すると感じていたものの、ヤマハ側がそう決断するのは当然だとは思っていなかったと話した。

「僕はそれに値すると感じていた。間違いなくね。それでヤマハ内部の人とも率直に話をしていたんだ」

「結果的に、僕はここに居る。彼らは僕に借りがあるわけじゃない。僕は昇格に値すると思っていただけで、それは彼らにそうするための借しがあるとかではない」

 ビニャーレスの離脱がモルビデリの昇格に繋がったことになるが、彼はその件についてはMotoGPに“スパイスを振った”とは認めつつも、当時の自身のキャリアにとってどんな意味を持っていたのかを正確に明かそうとはしなかった。

 またモルビデリは今年始めに負った膝の怪我が原因となり、6月に手術を受けることになった。結果として彼はオランダGPから欠場が続いており、サンマリノGPでは5レースぶりの復帰となる。

 現在の肉体的な状況については、まだ膝を曲げる点で影響が残っていることを認めている。

「僕らとしては、回復にかなり集中してきたんだ」と、モルビデリは欠場期間について語った。

「怪我自体は、そんなに深刻なものじゃない。普通の怪我だよ。でも回復には時間がかかるんだ」

「だから回復することに焦点を合わせてきた。主な問題は膝を曲げることで、曲げづらいんだ」

「でも回復に集中してきたし、体調全般にも気を配ってきた。今週末、僕らがどんな仕事をできるか様子を見てみよう」

 なおモルビデリはヤマハ昇格後、ビニャーレスのクルーチーフであったシルヴァーノ・ガルブゼラと作業を進めていくことになり、SRTで共に働いてきたラモン・フォルカダとは別れることになった。

 モルビデリによると、この決定はヤマハとSRT双方がさらなる状況の変化を避けるため、チーム側の決定だったという。

 

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