Moto2から再起誓うロウズ「MotoGPに”適切な”状況で帰ってきたい」

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Moto2から再起誓うロウズ「MotoGPに”適切な”状況で帰ってきたい」
David Gruz
執筆: David Gruz
2017/09/14 7:33

アプリリアの来季のシートを失ってしまったサム・ロウズは、2019年にMotoGPに復帰するという目標を達成するためには、改善が必要だと認めた。

Sam Lowes, Aprilia Racing Team Gresini
Sam Lowes, Aprilia Racing Team Gresini
Sam Lowes, Aprilia Racing Team Gresini
Sam Lowes, Aprilia Racing Team Gresini
Sam Lowes, Aprilia Racing Team Gresini
Sam Lowes, Aprilia Racing Team Gresini
Sam Lowes, Aprilia Racing Team Gresini fairing detail
Sam Lowes, Aprilia Racing Team Gresini
Sam Lowes, Aprilia Racing Team Gresini
Sam Lowes, Aprilia Racing Team Gresini
Sam Lowes, Aprilia Racing Team Gresini crash
Sam Lowes, Aprilia Racing Team Gresini

 今年Moto2クラスから昇格し、アプリリアからMotoGPにデビューしたサム・ロウズは、印象的な走りを見せることができず。ロウズと2年契約を結んでいたアプリリアは、早くも彼との契約を早期終了することを決断した。

 ロウズは2014年からMoto2クラスに参戦し、2015年はランキング4位、2016年はランキング5位となった。MotoGPでのシートを失った彼は再びMoto2クラスに戻り、マルクVDSからMotoGPデビューすることになったトーマス・ルティが所属していたCarXpert Interwettenに加入、KTM製シャシーのバイクを走らせる予定だ。

 ロウズは、2018年の目標にMoto2タイトル獲得を掲げている。同時にパフォーマンスを改善させ、MotoGPへの再昇格を目指し、”別の機会”を勝ち獲る必要があると認めた。

「率直に言って、将来的には正しい状況の中で(MotoGPに)戻れるようにしたい。そのために改善が必要だし、そのチャンスを勝ち獲る必要がある」

「もしそれがうまくいかないのであれば、僕はMoto2にとどまりチャンピオンを目指す。それが僕の目標だ」

 ロウズはサンマリノGPまででMotoGPライダー中最多、23回の転倒を喫するなど、適応に苦しんでいる。同郷の先輩であるカル・クラッチロー(LCRホンダ)は、ロウズが自身のポテンシャルを発揮するチャンスを十分与えられていないと、”後輩”をフォローしていた。

 そんなクラッチローの言葉を裏付けるように、ロウズは再昇格には”適切な状況”であることを前提としていると、繰り返し語った。

「MotoGPはたくさんの理由で、難しい場所なんだ。だから、戻るとしたら適切なシチュエーションで戻りたい。そうでないなら僕はMoto2にとどまり、可能な限り何度でもチャンピオンを狙う」

「もちろん、チャンピオンシップに勝ち、MotoGPにカムバックするという目標を達成するためには競争力を持っていなければならない」

 ロウズは、2018年の所属先としてInterwettenを選んだ理由について、次のように述べた。

「契約可能だった他のチームと比べても、そこは長年うまくやってきているチームだと僕は思う」

「彼らは僕に、とても好意的な言葉をかけてくれた。彼らが僕をサポートしてくれているように感じたし、それが正しいことだと思ったんだ」

「今は、残りの(MotoGP)5レースをうまくやりたいと思う。集中し、良い自信を持って1年を終えたい。良い形でMoto2に戻れるようにしたいんだ」

「そうするためには、現実的である必要がある……良い結果を出して1年を終えることができれば、それを”履歴書”に載せられるし、カムバックできたときには、そこからキャリアを再開することができる。だから今はそれが明確な目標だ」

ミサノで自信を取り戻したロウズ

 先週行われたサンマリノGP決勝では、雨のレースとなりロウズは転倒リタイアを喫した。しかし転倒するまでは良いパフォーマンスを見せ、グリッド最後尾から一時はトップ10に入った。

 ロウズは、他のライダーと戦えたことを”誇りに思う”と語り、レース序盤の10ラップは自分が”最速”だったと主張した。

「バイクは素晴らしかった。10周の間は、僕がグリッドでおそらく最速だったはずだ。本当に良い感触だった」

「フロントタイヤが少しオーバーヒートしてしまったが、少しペースを落とせば大丈夫だったと思う」

「少なくとも、何かを得ることができたはずだ。ここに立って(転倒に)文句を言っているわけではなく、たらればの話をしているだけだ」

「僕は戦えたし、パスすることもできた。抜かれたとしても抜き返すことができたから、自信を持っている。とても良いバトルができた」

「自分がレーサーだと、もう一度感じ始めることができた。前を走っているのを見ているだけだったライダーたちとレースができたんだ。僕は前進している」

「ただバイクに乗るだけじゃなくて、自分がまだ”もっともっと前に”という気持ちを持っていたことを誇りに思う。そして、まだ何レースか残っている。たとえウエット、ドライだったとしても、良い結果を得られるように頑張れる」

「良い結果が得られたはずなので、(ミサノでのクラッシュは)もちろん残念だ。だけど、僕は最後尾を走ってるだけじゃなくて、何かをなすことができるということを最低限示すことができた」

Additional reporting by Jamie Klein

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この記事について

シリーズ MotoGP
イベント サンマリノGP
サブイベント Sunday post-race
ロケーション ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ
ドライバー サム ロウズ
チーム アプリリア・レーシングチーム
執筆者 David Gruz
記事タイプ 速報ニュース