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アレイシ・エスパルガロ「アプリリアに乗りたくないと言ったMoto2ライダー達は将来悔やむだろう」

アプリリアのアレイシ・エスパルガロは2021年のアプリリアのシートを断ったMoto2ライダー達は「将来悔やむことになるだろう」と語った。

Aleix Espargaro, Aprilia Racing Team Gresini

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGPクラスに参戦するアプリリアは2020年にアンドレア・イアンノーネがドーピング違反により4年間の追放処分を受けると、2021年シーズンにアレイシ・エスパルガロのチームメイトとなるライダーを探してきた。

 その名前の中にはこれまでMotoGPクラスで優勝経験もあるアンドレア・ドヴィツィオーゾやカル・クラッチローはもちろんのこと、Moto2クラスの有力選手であるマルコ・ベッツェッキ、ジョー・ロバーツ、ファビオ・ディ・ギャナントニオらもあがっていた。

 しかし、ベッツェッキとロバーツはアプリリアからのオファーを断り、Moto2クラス残留を選択し、結局2021年はロレンソ・サヴァドーリがフル参戦する形となった。

 アプリリアは2022年に向けてはサヴァドーリ以外のライダーを探し続けており、6月末に1年前倒しでヤマハとの契約終了を発表したマーベリック・ビニャーレスを起用すると考えられている。

 2021年のアプリリアRS-GPはMotoGPに復帰して以降、最も競争力を備えたマシンとなっており、エスパルガロはコンスタントにトップ6フィニッシュを維持。表彰台からそれ程遠くない位置にいる。

 エスパルガロはビニャーレスとの関係についてコメントは避けたものの、アプリリアは“トップライダー”を待望しているとし、今シーズンのシートを断ったMoto2ライダー達は“大きなチャンス”を逃したと語った。

「何度も言ってきたけど、マッシモ(リボラ/アプリリア・レーシングCEO)が来年もう2台のバイクを供給できないと僕に言った時、とても悲しくなったね」

 エスパルガロはビニャーレスがアプリリアのイメージにとって良いかと尋ねるとこのように答えた。

「それに、何人かのMoto2ライダー達が僕たちのチームに加わりたくないと言った時はすごく腹が立った」

「僕はアプリリアを愛しているし、このプロジェクトを愛している。このプロジェクトを自分のもののように感じる。僕は彼らが間違った判断をしたと証明したい」

「アプリリアに行きたくないといったMoto2ライダー達は将来悔やむことになると思う。何故なら彼らは大きなチャンスを逃したからね。僕は来年のチームメイトに最強ライダーを望む。僕らはそれを望んでいて、懸命に働いている。僕たちは世界のトップブランドから離されていない」

 2015年からアプリリアと共にチームを運営してきたグレッシーニ・レーシングは2022年から、ドゥカティのサテライトチームとして参戦することが決定。ライダーはディ・ギャナントニオに加え、エネア・バスティアニーニ(現エスポンソラマ)の2人を起用する。

 

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