MotoGPの”近未来”に向け気になる6つのこと……ロッシはいつまで活躍!?

間も無くテストが開始されるMotoGP。今季、そして近い将来のMotoGPに向け気になる6つのことを、motorsport.comが解説。

バレンティーノ・ロッシはいつまでMotoGPで活躍できるか?

 バレンティーノ・ロッシは、今でもMotoGPを愛している。そして昨年、彼はまだ十分な競争力があることを証明して見せた。特にトレーニング中に大怪我を負ったにもかかわらず、彼はアラゴンGPでスピード復帰。チームメイトのマーベリック・ビニャーレスから0.6秒遅れの5位と言う驚異的な活躍を見せ、その集中力を改めて証明することとなった。

 もしヤマハが彼に合ったバイクを用意することができれば、彼は先頭争いに返り咲くことになるだろう。そして確かなことは、彼が自分に戦うだけの力がないと悟った時には、彼はレースを辞めるだろうということだ。

 おそらく彼は、3カ月以内にヤマハとの契約を延長することになるはずだ。その契約期間は、1年であると思われる。そして彼は、今シーズンをかけて自分のレベルを確認しようとするだろう。

昨年不調のロレンソ、移籍の可能性は!?

 2018年シーズンは、ホルヘ・ロレンソにとって重要なシーズンになる。そして最初の4レースで、彼がドゥカティとともに到達できるレベルが、ある程度分かってくるだろう。

 もしロレンソが2017年シーズンから大きな進歩を見せることができなければ、移籍の可能性も視野に入ってくることになる。その場合、スズキが彼にとって重要な選択肢となるだろう。

 その一方で、スズキとしてもトップ争いに戻るためには良いパッケージを見つけなければならないし、彼らも2019年シーズンに向け、新たなライダーの選択肢を模索している。

マルクVDSは、ホンダと袂を分かつ!?

 マルクVDSは、ホンダとの関係が悪化。そのため、他のメーカーと提携することが検討されていると見られる。その場合、提携相手はスズキもしくはKTMということになろうが、それはいずれも両メーカー次第だと言えるだろう。

 KTMは、2019年に今よりも多くのマシンをグリッド上に並べたいとの意向を示しているが、スズキは今シーズンの結果次第。そもそもスズキは、昨年もっと良いシーズンを過ごすことができていれば、今季既に4台のGSX-RRを走らせていたはずだ。

2019年シーズン、ラインアップの大変更はあるか?

 2019年シーズンに向けて、大きな変化は見られないと考えている。

 多くのライダーが、今季限りで現在の所属チームとの契約が終了する。そのために大シャッフルが起きるのではないかとの見方もあるが、おそらくそうなることはないだろう。

 その中でも最大の疑問は、ダニ・ペドロサの将来だ。レプソル・ホンダはアルベルト・プーチが新たにチーム・マネージャーに就任。このことが、HRCとペドロサの交渉にどのような影響を与えるのか……興味深いところだ。

 それ以外には、ホンダ、ヤマハ、ドゥカティでは、大きな動きはないはずだ。しかし、フランチェスコ・バニャイヤやジョアン・ミルなどの若い才能がMotoGPに昇格した場合、どのチームに入るのかという点には注目すべきであろう。

なぜスペインで4回ものグランプリが行われるのか?

 MotoGPの商業権を持つドルナと、スペインのサーキットが非常に良好な関係にあることが、同国で多くのレースが行われる最大の要因である。そして当然のことながら、スペインにはオートバイレースの確固たる歴史がある。

 ここ数年、スペインではスリリングなレースが多かった。しかしこれは、スペインでのレース数が多いことを考えれば、確率的にも当然のことであると言える。

不満が続出したオースティン。その問題解決は?

 サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)の路面は、多くのクラッシュ(62回)が発生した2017年と同じままである。当時、ライダーたちの多くは、路面のバンプに不満を募らせていた。そのため、2019年に向けて路面を改修するよう、ライダーたちからの声明が出されたとしても、決して不思議ではない。

 しかしその一方で、ドルナとCOTAは、非常に良好な関係にある。私は昨年、ドルナのCEOであるカルメロ・エスペレータ氏を話をしたが、その際に彼は、ドルナとCOTAは、レースに満足していると語っていた。

 COTAとMotoGP開催契約は、2023年まで結ばれている。

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シリーズ MotoGP
ドライバー バレンティーノ ロッシ
記事タイプ 速報ニュース