カル・クラッチローが、ウェットコンディションとなったイギリスGP予選で、他車を1秒引き離しホームレースのポールポジションを獲得した。
LCRホンダのカル・クラッチローは2分19秒265という素晴らしいラップを刻み、母国のレースでポールポジションを獲得。最高峰クラスでは1977年のバリー・シーン以来となる、イギリスGPのイギリス人ポールシッターとなった。
クラッチローは、自身3回目、2013年のブルノ以来のポールポジションとなっている。
ヤマハのバレンティーノ・ロッシ、スズキのマーベリック・ビニャーレスがクラッチローに続きフロントロウ獲得。ただクラッチローからはそれぞれ0.998秒、1.249秒と大きく離された。
ホンダのダニ・ペドロサとマルク・マルケスが4番手、5番手に並んだ。マルケスは、セッション残り2分の時点で1コーナーのコプスでクラッシュ。これでタイム更新ができず、5番グリッドに留まった。
Q1をトップで通過したユージン・ラバティ(アスパル)は、最後のアタックでセクター2を全体ベストのペースでタイムを刻み、クラッチローのポールを脅かしたが、ファームコーナーでハイサイドを起こし転倒してしまった。
ラバティは2年落ちのドゥカティマシンにもかかわらず、6番グリッドを獲得。同じドゥカティ勢であるスコット・レディング(プラマック)、ワークスのアンドレア・イアンノーネの前のグリッドを獲得した。
ヤマハのホルヘ・ロレンソは9番グリッド止まりで、トップから2.422秒離されている。
危険なコンディションの中、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)とジャック・ミラー(マルクVDSホンダ)はそれぞれクラッシュ。10番グリッドと12番グリッドからスタートする。11番グリッドにはスズキのマーベリック・ビニャーレスが入っている。
ミラーのクラッシュはセッション序盤に起こっており、彼はタイムを残すことができなかった。
Q2 results:
Cla | # | Rider | Bike | Time | Gap |
---|---|---|---|---|---|
1 | 35 | ![]() |
Honda | 2'19.265 | |
2 | 46 | ![]() |
Yamaha | 2'20.263 | 0.998 |
3 | 25 | ![]() |
Suzuki | 2'20.514 | 1.249 |
4 | 26 | ![]() |
Honda | 2'20.742 | 1.477 |
5 | 93 | ![]() |
Honda | 2'20.779 | 1.514 |
6 | 50 | ![]() |
Ducati | 2'20.821 | 1.556 |
7 | 45 | ![]() |
Ducati | 2'21.074 | 1.809 |
8 | 29 | ![]() |
Ducati | 2'21.446 | 2.181 |
9 | 99 | ![]() |
Yamaha | 2'21.687 | 2.422 |
10 | 4 | ![]() |
Ducati | 2'22.420 | 3.155 |
11 | 41 | ![]() |
Suzuki | 2'25.285 | 6.020 |
12 | 43 | ![]() |
Honda | no time |
Q1 results:
Cla | # | Rider | Bike | Time | Gap |
---|---|---|---|---|---|
50 | ![]() |
Ducati | 2'18.193 | ||
43 | ![]() |
Honda | 2'18.531 | 0.338 | |
13 | 76 | ![]() |
Ducati | 2'18.552 | 0.359 |
14 | 9 | ![]() |
Ducati | 2'18.657 | 0.464 |
15 | 44 | ![]() |
Yamaha | 2'18.871 | 0.678 |
16 | 22 | ![]() |
Yamaha | 2'18.900 | 0.707 |
17 | 6 | ![]() |
Aprilia | 2'19.115 | 0.922 |
18 | 8 | ![]() |
Ducati | 2'19.125 | 0.932 |
19 | 19 | ![]() |
Aprilia | 2'20.299 | 2.106 |
20 | 68 | ![]() |
Ducati | 2'21.255 | 3.062 |
21 | 53 | ![]() |
Honda | 2'21.774 | 3.581 |