【MotoGP】アプリリア、2018年のレディング加入を正式に認める
アプリリアは、現在プラマックに在籍するスコット・レディングが2018年にチームへ加入することを正式に認めた。








サム・ロウズにはアプリリアとの2年契約があったものの、チームはロウズの成績を鑑み、彼の契約の破棄条項を発動することを選択した。
スコット・レディングは、オーストリアでは2018年にアプリリアへ加入することを否定していたが、チームとの正式な契約締結が近づいていると考えられていた。
今回アプリリアは、ロウズに代わって2018年にレディングがチームに加入することを正式に認めた。これにより来年は、レディングとアレイシ・エスパルガロのコンビを起用することになる。
MotoGPで5年目のシーズンを過ごすレディングにとって、アプリリアは3つ目のチームとなる。レディングは2014年にホンダ系チームからMotoGPにデビューし、2016年からはプラマックに在籍していた。
アプリリアのマネージャーであるロマーノ・アルベシアーノは、「スコットは若いライダーだが、MotoGPでの素晴らしい経験がある」と話した。
「彼が我々のプロジェクトに加入することになって嬉しいし、彼の才能とバイクの改善があれば、チームも彼も重要な結果を残すことができるだろう」
「スコットの力で、アプリリアはチャンピオンシップでもトップに近い、そして素晴らしいチームが占めるにふさわしい順位につくことができるだろうと我々は期待している」
一方ロウズのMotoGPでの将来はまだ明らかになっておらず、マルクVDSのシートを得ることが、彼が来年もMotoGPに出場するために唯一残されたチャンスである。
「サム・ロウズとは別れを告げる。もちろん、(MotoGPでの)ルーキーシーズンにおける彼のコミットメントや努力には感謝している。その彼の貢献があって、彼はチームを成長させてくれた」
「彼は間違いなく自分の才能を示すことができるライダーだ。しかし今は、我々は(アプリリアのオーナーである)ピアッジオグループやファンとのコミットメントを満たすことができる、そういう選択をしなければならないのだ」
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この記事について
シリーズ | MotoGP |
ドライバー | サム ロウズ , スコット レディング |
チーム | アプリリア・レーシングチーム |
執筆者 | Jamie Klein |